事業用太陽光発電には、どのメーカーのソーラーパネルがもっともよいのか
2012年度に火がつき2013年度に爆発的な普及をした産業用太陽光発電。さまざまな形態の法人・団体・個人がこぞって参入しています。選べるソーラーパネルのメーカーや製品も格段に増え、どのような基準で、どれを選べばよいかわかりにくいと感じている方もたくさんあるかもしれません。ここでは、事業用太陽光発電に適したソーラーパネルの選び方をお伝えいたします。
※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。
錯綜するソーラーパネルの品質基準
ソーラーパネルについては、国内外のさまざまな太陽光発電メーカーによって、いろいろな角度から選び方が発信されています。どのメーカー見ても、「うちが一番」「理由はアレコレ」というふうにうたわれています。
発電効率No.1の東芝=米サンパワー社の製品がよいのか、実発電力No.1のソーラーフロンティアがよいのか、同じく実発電力No.1のQセルズがよいのか、果てまた日本に適したパネルのシャープがよいのか、小さいパネルNo.1の長州産業がいいのか、ハイブリッド型の世界のパナソニックがよいのか、費用対効果が高いという導入価格が安い中国製がよいのか・・・。
見れば見るほど、調べれば調べるほど、わからなくなってしまうのが、現状です。
たったひとつのソーラーパネル選びの基準とは?
もっとも大切なことは、太陽光発電を設置する場所にもっとも適したソーラーパネルを見極めることです。
簡単なようで難しいことですが、一番は複数の業者から見積もりとシミュレーションを取得して比較することです。もちろん、前提となるのは正確なシミュレーションを提出してくれる業者に見積もり依頼を出すことですが、しっかりとしたシミュレーションさえあれば、決して間違うことなく見極めることができるようになります。
※シミュレーションとは、「該当設置場所において年間どの程度の発電量を見込めるか」を数値化してくれるものです。過去に蓄積された気象情報などからある程度正確な発電量を導き出すことができます。
※シミュレーションと見積もりを取得するには、下におススメの業者をまとめましたので、参考にしてください。約1分で簡単に依頼することができます。日本は縦に長い国で、地域によって気象条件が大きく異なります。北海道と沖縄、日本海側と太平洋側では、当然のことながら適したソーラーパネルも異なれば、発電量も異なるのが当然のことです。一概にどのメーカーがよいとはいえないのが現状です。
例えば、沖縄や鹿児島などでは高温でも発電効率が落ちにくいソーラーフロンティのパネルが適しているかもしれませんが、梅雨で日照量が少ない時期が長いとなるとある程度費用を抑えた中国製がよいかもしれません。同じ沖縄県内、鹿児島県内であっても場所によって適しているソーラーパネルはまちまちなのです。
だから、「そのソーラーパネル」を設置して、一年間に想定される発電量を実際に比べてみること。
解決策は、この1つしかないのが現状です。
そして、そもそもその場所に太陽光発電を導入しにいける業者が、そのパネルを一体いくらで提供してくれることができるのかによっても違ってくるのです。当然、販売店はそれぞれ個性があり、つきあっているメーカーや付き合いの深さもまちまちなので、同じメーカーでも、販売店によって提供できる価格がまちまちになっています。そういう背景から、複数者から見積もりを取ることは必須ということができるでしょう。
もちろん、見極めるポイントは、次の公式に当てはめることです。
何度もこのサイトでお伝えしていることですが、太陽光発電の費用対効果をしっかりと見極めるためには、次の公式に当てはめることが大切です。
現金で導入する予定の場合
初期費用 ÷ 発電金額ローンで導入する予定の場合
(初期費用+総金利負担額) ÷ 発電金額もし、あなたが事業として産業用の太陽光発電の導入を検討していて、その収益性を最大化したいのであれば、見積もりとシミュレーションを取得して検討することをおススメします。
事業用太陽光発電は、大きな初期費用を必要とする投資です。
しかも、向こう20年にわたって収益を運んでくる投資でもあります。
気安く決定してしまってあとから20年後悔するよりも、最初は大変でもしっかりと比較検討して20年間おいしい思いをするのとでは大きく結果が違ってきます。最善の選択ができるよう、このサイトをしっかりとご覧いただけたら幸いです。
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