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塩害地域でも大丈夫!太陽光発電は設置できる!

灯台に設置される太陽光発電こは塩害地域だから、太陽光発電はメーカー規定により導入できません。 ・・・とある離島に住むお客さまから受けた相談です。

太陽光発電を導入しようとすると海から近い塩害地域だからという理由で、販売店から設置不可能といわれることがあります。

実際に塩害地域での設置は不可と判断したり、保証適用外と定めるメーカーもあります。
それは、塩害地域では金属等の腐食が進みやすいことから、
メーカーが自主的に導入を制限していることが原因です。

では、塩害地域では太陽光発電は導入できないのでしょうか?
でもなぜ、灯台などで太陽光発電を導入しているところがあるのでしょうか?


※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




塩害地域とは何か?

塩害地域とは、海に近いなど塩による影響を受ける地域のことをいいます。
塩分によって、農作物や電気設備、金属などが害を受けやすい場所です。
一般的には、下記の表に記載した場所が塩害地域となります。

重塩害地域・・・海岸から500m以内の地域
その他海岸からの距離による塩害地域の区分け
海岸からの距離500m~1km・・・塩害地域
地域 海岸からの距離
~500m 500m~1km 1~2km 2~7km 7km以上
沖縄・離島 重塩害地域 塩害地域
瀬戸内海 塩害地域 一般地域
北海道・東北日本海側※ 塩害地域 一般地域
その他の地域 塩害地域 一般地域
※北海道:松前町~稚内市 東北:青森県東海村~山形県温海町

メーカーによって扱いは異なりますが、
上記の塩害地域には原則太陽光発電を設置することができません。

仮にできるとしてもメーカー保証の対象外になることが多いです。

ただし、近年は塩害対策用のパネルや架台なども販売されており、
しっかりとした調査・確認、対策をすればメーカーと協議した上で設置できることも多くなりました。

パネルだけではなく、パワーコンディショナーや接続箱内部の部品など、
あらゆる設備が防塩害仕様にする必要があります。

メーカー毎の対応まとめ

各主要メーカー毎の塩害地域への対応についてまとめました。

各社さまざまな制限をもうけていますし、技術も日々進化しているので、
確実なところは販売店に問い合わせいただけたらと思います。

参考までにまとめてあります。


メーカー名 塩害地域の設置基準
パナソニック 1km以上(関東・静岡東部・東北太平洋側)100m以上(静岡西部・東海・関西太平洋側・四国太平洋側・九州太平洋側)1km以上(北陸・東北日本海側)300m以上(山陰・関西日本海側・九州日本海側)50m(瀬戸内海)
東芝 300m以上離れていること
サンテックパワー 直接波しぶきがかからない距離(50m以上)
ソーラーフロンティア 直接波しぶきがかからない距離 (瓦・スレート) 海岸線より500m以上
北海道・東北の日本海側は7km以上
(その他の屋根材)
シャープ 直接波しぶきがかからない距離 (基本的には500m以上。
それ以下の場合は要相談)

塩害地域で太陽光発電を導入する方法

上の表から、近年は塩害地域での太陽光発電の設置基準は、
かなり緩和してことが見て取れます。

ただし、これらはあくまでも目安にしかすぎませんので、
きちんと販売店に調査依頼することをおススメいたします。

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