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産業用太陽光発電はリースで導入できます。

産業用太陽光発電の導入を検討している方にとって、
資金繰りは非常に大きな関心事であるのは間違いないでしょう。

十分な資金がある方でしたら、キャッシュで購入してグリーン投資減税を利用して、
即時償却するのもひとつでしょう。
太陽光発電で賢く節税する方法|グリーン投資減税を利用する参照ください。

あるいは、手持ち資金を流出させないためにあえてローンを組むのも一つの手です。

売電収益が担保になりうるので、
金融機関は他の融資に比べるとはるかに簡単に資金供給してくれるでしょう。

もうひとつ、リースを選択することができます。


※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




リースとは何か?

一般的にリースとは、正式名称でファイナンスリースを指します。

よくコピー機や産業用機械などで利用される方式です。

製品をリース会社が購入して、使用者が借り受けるようなカタチです。

しかし、レンタルとは違って全期間必ず使用者がリース料を支払わなければなりません。

基本的にはローン購入とそんなに変わらない仕組みです。

ただし、ローンと違うことは、元金の返済+金利と返済金の性質が分かれておらず、
完全にリース料金として、全額経費として落とせるところです。

また、ローンの場合は負債として貸借対照表に金額がのりますが、
リースの場合は帳簿上は負債とは扱われません。

もちろん、基本的には法人で組むにしても代表者保証を取るので、
融資をうける際には、金融機関にしっかりとばれてしまいますが。

さらに、全額をリース会社が一括で買い取ってくれるので、
頭金や諸費用などの初期費用は基本的にはかかりません。

万が一担保設定をする場合などは、
担保設定費用は自己負担となります。

太陽光発電をリースで組むことのメリット

以上のリースの性質を太陽光発電で活用すると次のようなメリットが出てきます。
  1. 初期費用をかけることなく太陽光発電を導入できる
  2. 毎月の支払い金額が全期間固定される(金利変動なし)
  3. 帳簿処理が非常に楽
  4. 全額損金として扱うことができる
  5. メンテナンス付きリースを選ぶこともできる
  6. 売電収益でリース代金を支払える
  7. 動産総合保険に加入しているので安心
  8. 帳簿上負債扱いとならず決算書がきれいになる
  9. 短い期間で組めば税の繰り延べ効果がある
※メンテナンスリースとは、商品購入代金にメンテナンスをつけてリース契約を結ぶものです。
※動産総合保険については、太陽光発電の保険・盗難保険|自然災害など万が一のためにもご確認ください。
※リースは法定耐用年数の80%~120%の間で組め、短い期間で組めばそれだけ減価償却は早くなり、経費を前倒しで計上できることになります。

非常にメリットは大きいということができます。

太陽光発電をリースで購入することのデメリット

一方でリースにすることで次のようなデメリットも生じてきます。
  • リース期間終了後は、再リースを組むことになる
  • リース料金の中には金利や固定資産税などが含まれるため支払い総額は高くなる
  • グリーン投資減税は利用できない
  • レンタルと違って途中解約することはできない
  • 信用情報にはきちんとのる

リースで組むべきか、ローンか現金か?

以上のメリットやデメリットを総合的に考えると、
やはり現金がある人は現金で購入するほうがメリットが大きくなるでしょう。

なぜなら、グリーン投資減税という税制面での優遇があるため、リースやローンのメリットが小さくなっているからです。

もちろん現金がない方などにとっては、リースやローンはメリットがありますが、
自由にできるお金がある方にとっては、やはり現金がもっともよいということができるでしょう。

また、ローンとリースを比べると当初の手続きや帳簿上の手続きなどを考えるとリースがお得ですが、
リース期間終了後のことを考えるとローンのほうがお得ということができるでしょう。

いずれにせよ、販売店としっかりと相談して、ニーズに合わせたファイナンスプランを練ることをおススメします。

リースの条件

ちなみに、太陽光発電の耐用年数は9年か17年になります。

これについては、太陽光発電の耐用年数で詳しく書いていますが、
用途によって耐用年数が異なってきます。

仮に9年だとすると7年から11年の間でリースを組むことができ、
仮に17年だとすると13年から20年の間でリースを組むことができることになります。

リースの場合、ローンと異なり年利何%というカタチで表記されません。
あくまでもリース料金というカタチになるので、リース料率というものが適用されます。

リース料率は、対象製品の総額に対しての一月あたりの支払い割合になります。

リース会社や顧客の内容などによって大きくことなりますので、
月額リース料はいくらかを明記することはできませんが、参考までに調べた限りでは、
次のようなケースがあるようです。
※詳しくは、見積もり取得時に販売店に条件をお問い合わせください。

リース期間10年で1.1%、15年で0.85%

詳しく調べることができないものなので、なんともいえませんが、
もと法人金融にいた経験からすれば、大体こんなものかな、というのが実情です。
http://www.miura-const.jp/pdf/taiyoukou-250115.pdf

いずれにせよ、産業用太陽光発電の導入を検討している方は、
まずは、以下のページからきちんと順序立てて考えをまとめることをおすすめします。



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