太陽光発電アドバイザー公式情報サイト

太陽光発電は現状、導入すべきか?

記内容は、2013年度に作成したものに最新情報を追記したものです。
現状は、2014年9月25日九州電力による新規買取の中止発表から情勢が変わってきています。
これまで、特に産業用の分野で太陽光発電を導入することがものすごい人気で、仲介業者などもてんてこ舞いの状況でした。
そして、あまりにも急ピッチで爆発的に普及したために、電力大手5社による新規産業用太陽光発電の接続中止がとられることになりました。
結果、現状北海道、東北、四国、九州、沖縄では、産業用太陽光発電はものすごい規制がかかっています。
※住宅用はまったく関係ありません。これまで通り、新規導入できますし、今後の見通しも変わりません。

詳しくは、九電が新規買取を中止!今後どうなるか?をご参照ください。以上を踏まえてこのページをご覧下さい。あとの点は大きな変更はありません。



太陽光発電の補助金打ち切りが決定!

2013年11月13日、2014年度以降太陽光発電の導入時の補助金は打ち切りになることが発表されました。
これは、2013年度に入ってからずっと業界では言われていたことで、想定の範囲内といえばそうなのですが、市場では現状を踏まえて2013年度中に導入したほうがよいのか、焦らず動向を見守ったほうがよいのか、意見が対立しているようです。
ここでは、どの販売店にも属さない無所属の太陽光発電アドバイザーとして、中立の立場からこの問いに答えていきたいと思います。


※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




自己紹介

アドバイザー証

私は、日本住宅性能検査協会認定の太陽光発電アドバイザー秋山慎也と申します。すでに当サイトをご覧頂いている方には、馴染みかもしれませんが、当サイトは公認の資格保持者でどの販売店にも属していない無所属の中立の立場から、本当にユーザーの方にとってメリットとなる正しい情報だけをお伝えしています。


そもそも現状ほとんど人が使う太陽光発電の補助金とは?

太陽光発電を導入することで得られる補助金は、大きくわけて3つあります。

  1. 導入時の国からの補助金
  2. 導入時の地方自治体からの補助金
  3. 運用時の全量買取制度

今回打ち切りになることが発表になったのは、一つ目の国からの補助金です。
これは、家庭用(公称最大出力10kW未満で導入した場合)で太陽光発電を導入した場合に、1kWあたり20,000円助成されるもので(1kWあたり40万円未満で導入した場合)、再生可能エネルギーを普及させるために国が助成するものです。しかし、太陽光発電の市場拡大と競争の激化で価格が下落していることを背景に来年度はなくなると発表されたわけです。現実に、2011年度から2012年度、2012年度から2013年度では、それぞれ1割程度も価格相場は下落しているため、補助金がなくても普及の勢いは変わらないと判断したのだと推測されます。これは、元々業界では言われ続けてきた内容なので、想定内なのですが、今太陽光発電を導入するかどうか検討している方にとってははじめて聞く内容で、戸惑っている方が多いのではないでしょうか。そして、実際に補助金がある今のうちに導入すべきか、それとも冷静に情勢を見舞っておけばよいものか判断に迷っていることだと思います。


太陽光発電の現状|実際の動向

しばらく市場を見守ってきた中立の太陽光アドバイザーとしては、
補助金が助成されるされないは、あまり関係ないといつもお伝えしています。つまり、導入価格がいくらなのかが重要なのであって、1kWあたりの導入価格なんて販売店によって簡単に20,000円程度は違ってきますし、運用成績もメーカーによって変わってきます。もちろん補助金があったほうが得なのは間違いないですが、そもそもあなたが太陽光発電を導入して本当に得するのかどうなのかをまず見極めることが大切で、もし得をするのがわかっているならできるだけ早く導入したほうがお得度は最大化するわけです。つまり、補助金があるかどうかではなく、本当にあなたにとって太陽光発電が得なのかどうなのかを調べることが大切だということです。


太陽光発電は、現状本当に得なのか?

では、どうしたらあなたにとって太陽光発電が得なのかを調べるのでしょうか?
そのポイントや方法は、どのようにして知ることができるでしょうか?

答えは、簡単です。

しっかりた業者から見積とシミュレーションを取得して、以下の損得を判断する公式に当てはめるだけでよいのです。
※きちんとした優良な販売店であれば、しっかりとした現地調査から非常に制度の高い発電シミュレーションを取得することが可能です。その数値と見積もり金額さえわかれば、あなたが得するか損するかは一目瞭然になるのです。

太陽光発電を導入すべきか否かを判断する公式

初期投資費用 ÷ 発電により獲られる利益(年間想定発電量kWh×34) ≦ 10

※平均的な家庭の売電7割、自家使用3割で考えると、太陽光発電によって得られる利益は1kWあたり34円程度の利益と計算するのが妥当な計算となります。全量買取制度の買取単価は1kWhあたり38円、一般的な家庭で使用される電気代金は1kWhあたり24円程度と推定されるからです。


どこで見積もりを取得すればよいか?

太陽光発電を販売している業者はいろいろありますが、玉石混交でどこに頼めばよいかわからないという方が多いです。実際にいろいろな話を聞くと太陽光発電で起こるトラブルのほとんどが販売店とのやり取りの中で起こっています。というのも業界をこれまでリードしてきたのが訪問販売業者であるため、いまだに強引な営業活動をするところが多いからです。
公認の太陽光発電アドバイザーとして、まずは見積もりとシミュレーションを取得されるこをおすすめ致します。


太陽光発電導入の流れ

太陽光発電の手続き

太陽光発電は、左図のような流れで進んでいきます。
・電力会社とのやりとりや補助金申請については、販売店が代行して手続きしてくれるので、特に流れを知る必要はありませんが、全体像だけ抑えておいていただけたらと思います。
※ただし、一点注意していただきたいのが、黒くまるで囲んである連系申請の部分です。というのも、導入時の補助金申請書を提出するには、連系申請の許可を得ることが必要になり、そこに約一ヶ月時間がかかるからです。導入時の補助金を貰うためには、2014年3月31日消印有効で提出する必要があります。そういうことから補助金を活用するのであれば、逆算して早めに手続きすることが必要です。また、安く販売してくれる業者については、年度末が近づくに従って駆け込み需要に手続きが追いつかないことも想定されますので、そのあたりも加味することが必要でしょう。


では、現状を踏まえてどうしたらよいのか?

まず、【全国対応/公式】太陽光発電の見積もり
で見積もりとシミュレーションを取得して、上記の公式で実際に太陽光発電を導入して得なのか損なのかを見極めてください。詳しく検討するのは、そのあとに検討することをおすすめします。まだ、太陽光発電を導入するかどうかわからないのに、あーでもなこーでもないというのは、ナンセンスだからです。どうしても設置場所の条件に左右される特有の性質があるので、まずは、具体的なメリットやデメリットを情報として手に入れることが大切です。


最後に・・・費用対効果を最大化するために

導入するって決めたのでしたら、最後に太陽光発電を最安値で設置する方法をご覧下さい。最も費用対効果を高く太陽光発電を導入する方法がまとめてあります。ただし、上記の手続きを経て、導入するって決めた方限定でおすすめしたいと思います。


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