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家を新たに建てる人で太陽光発電を検討している方へ|後付より新築時がよいか

れから家を建てる方で、太陽光発電を導入したいと考えている方へ


たくさんの方が、家を建てるタイミング=新築時に太陽光発電を導入したほうが得か、それとも家が建ってしまってから後付で導入したほうが得か、迷っていらっしゃるように思われます。なぜかというと、新築で太陽光発電を導入する場合は、家を建築してくれるハウスメーカーや大工さん、工務店などにまとめて設置を依頼するケースが多く、後付けの場合は、いったん既存住宅にするため、太陽光発電業者に依頼することになるケースが多いため、頼む業者が違ってくるように思えるからです。


ここでは、新築時に太陽光発電を導入するほうがよいか、後付で太陽光発電を設置するほうがよいか、検証したいと思います。



新築時に太陽光発電を設置する場合と後付の場合の違い

新築時に太陽光発電を導入する場合は、基本的にハウスメーカーが設置工事をするケースと、別途後付で太陽光発電専門業者がする場合とにわかれます。まずは、それぞれのメリットとデメリット、特徴をしっかりと押さえて頂いて、そののちに、ケーススタディで、どうすべきかということを解説します。

実際に、どうせ家を建築するわけなので、家を建てるつうでに太陽光発電システムも導入したほうが、よいのではないかという意見があります。また、逆に住宅屋さんは住宅屋さんだから、太陽光発電のプロではないので、太陽光発電は、太陽光発電屋さんに依頼すべきだというふうに考える方もいるわけです。


※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




ハウスメーカーが設置工事をする場合

新築時に太陽光発電を導入する場合の大きなメリットとして、家の建築代金の中に太陽光発電システムの料金と施工費が含まれるカタチになるため、住宅ローンで太陽光発電を導入することができることになります。

また、家を建てる建築タイミングでパネルを設置することになるため、工事費は後付するよりも安くなります。足場を組む必要がなかったり、家を作る大工さんや電気工事者さんが、他の工事と併せて施工するためです。


ハウスメーカーによっては、太陽光発電に注力しているところもあり、太陽光発電専門メーカーと同じくらい安価に仕入れをすることができ、結果的に後付けするよりも安く導入できるケースも多いです。


一方でデメリットとして、通常太陽光発電を施工しないハウスメーカーや工務店などが家を建てる場合、別途で太陽光パネルを仕入れて、設置工事をするため、仕入れが高くなったり、別途工事業者を頼んだりして、後付よりも高くなるケースがあります。
しかし、その場合でも住宅ローンに含めるカタチで太陽光発電を組むことができるため、あまり負担を意識することなく組むことができる可能性はあります。


なぜなら、住宅ローンは金利が安く、超長期にわたって返済するもので、ローン元金も大きくなりがちだからです。そのため、一割程度価格が上昇しても返済金額の上昇「率」はそんなに大きくないのです。


例えば、2,700万円かかる住宅を建設し、300万円の太陽光発電を設置するとします。
新築時に太陽光発電を導入する場合は、合計金額が3,000万円になります。
一方で後付で太陽光発電を設置する場合は、住宅ローン2,700万円と、ソーラーローンを別途で300万円組む必要があります。
その場合、以下のような違いがでてきます。
※今回は、すべてローンで組むものとして、住宅ローンは35年、元利金等年利1.5%とし、ソーラーローンは15年で元利金等年利3%とします。


【新築時に太陽光発電を導入する場合】

・住宅ローン元金:3,000万円 35年返済 元利金等年利1.5%
返済月額:91,855円 うち太陽光発電分はおおよそ、9,186円となります。
金利合計は、8,579,007円、うち太陽光発電分はおおよそ、857,901円となります。
つまり、太陽光発電は、実質3,857,901円ということになります。


【後付で太陽光発電を設置する場合】

・住宅ローン元金:2,700万円 35年返済 元利金等年利1.5%
返済月額:82,669円 総支払い金利は、7,721,138円となります。
・ソーラーローン元金:300万円 15年返済 元利金等年利3%
返済月額:20,717円 総支払い金利は、729,042円となります。
つまり、太陽光発電は、実質3,729,042円ということになります。
当初15年間の返済月額は、103,386円となります。
残り20年間の返済月額は、82,669円となります。


以上は、あくまでも導入価格がまったく同じだった場合に、太陽光発電を新築時に設置するか、後付で設置するかを比べたものとなります。


では、どうやって判断したらよいか

新築時にハウスメーカーにお願いするか、それとも後付で専門会社に依頼するかは、それぞれ見積もりを取って比較するしかありません。
※ただし、先ほどお伝えしたように、ハウスメーカーや工務店が太陽光発電に詳しくない場合は、最適な製品を選ぶことができない可能性があるので、後付したほうがよいと判断できます。なぜなら、太陽光発電はただ安く導入するだけでは十分ではないからです。⇒このあたりのことは太陽光発電で最も費用対効果が高くなる導入方法参照ください。


見積もりを比較して、返済パターンを先ほどあげた例のように計算してみると、どうしたらよいかがわかるようになるでしょう。

【見積もり比較する方法】

家の建築を依頼している業者が太陽光発電を取り扱っている業者であれば、依頼すれば簡単に見積もりを提出してくれます。併せてシミュレーションも出してもらうようにしましょう。


後付する場合は、以下に紹介する簡易見積もりを依頼するようにしましょう。
まだ、家が建ってないため、現地調査をすることができないからです。もちろん現地調査をしないため、正確な金額にはなりませんが、新築住宅の場合は、余分な工事(補修費用など)が発生しないため、ほとんど標準工事で設置可能です。以上から、簡易見積もりで十分試算できるということができます。


太陽光発電業者の多くが、現地調査の上での見積もり発行をしているため、簡易見積もり(現地調査せずに見積もりを発行するサービス)をしている業者は、非常に貴重であり、有効だということができます。


弊社でも簡易見積もりを実施しておりますので、シミュレーションや収支計画を無料でお出しできます。
【全国対応/公式】太陽光発電無料見積もりサービスはこちら

※別ウインドウで見積もりフォームのページが開きます。


ハウスメーカーからの見積もりを元に先ほど【例】で出した項目を比較してください。
下記の〔〕に当てはまる数字を入れることで簡単に比較することができるでしょう。
その数値を見て、好みの対応をしていただけると幸いです。


住宅ローン元金:〔  〕万円 〔  〕年返済 元利金等年利〔  〕%
返済月額:〔  〕円 うち太陽光発電分はおおよそ、〔  〕円となります。
金利合計は、〔  〕円、うち太陽光発電分はおおよそ、〔  〕円となります。
つまり、太陽光発電は、実質〔  〕円ということになります。


【後付で太陽光発電を設置する場合】
住宅ローン元金:〔  〕万円 〔  〕年返済 元利金等年利〔  〕%
返済月額:〔  〕円 総支払い金利は、7,721,138円となります。
ソーラーローン元金:〔  〕万円 〔  〕年返済 元利金等年利〔  〕%
返済月額:〔  〕円 総支払い金利は、〔  〕円となります。
つまり、太陽光発電は、実質〔  〕円ということになります。


当初〔  〕年間の返済月額は、〔  〕円となります。
残り〔  〕年間の返済月額は、〔  〕円となります。

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