太陽光発電を0円で設置できるって本当なのでしょうか?
- 太陽光発電を0円で設置できます!
- 実質無料の太陽光発電!
- タダで太陽光発電を導入しませんか?
- 初期費用無料!
- 無料で太陽光発電を導入することができます
よくこのような広告を見かけます。
これって本当なのでしょうか?何か裏があるのではないでしょうか?うまいこと言って、なんだかんだで騙されるのがオチって思っていませんか?正直、0円で太陽光発電が導入できるなら、ものすごくよいと思いませんか?よさそうな情報は、単に盲信してもだまされてしまいますし、かといって疑ってかかるだけでも、得する情報をミスミス見過ごすことになってしまいます。私は太陽光発電アドバイザーとして、太陽光発電に関する正しい情報を提供することを目的としていますので、ここはしっかりと真実をお伝えしたいと思います。
これ、実は半分本当で、半分は嘘なんです。 太陽光発電は、0円で売ってくれるところはありません。 でも、実質的には一銭もお金をかけずに太陽光発電を導入できるのです。 規模が大きくなれば、お金をかけずに儲けることさえできてしまいます。ただし、誰でもができるわけではありません。ここでは、実質0円、実質無料の太陽光発電について詳細を解説したいと思います。
※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。
0円、無料太陽光発電のカラクリ
0円、無料の太陽光発電というのは、実はただ太陽光発電をソーラーローンを使って導入するだけです。
どういう意味かといいますと、次の通りです。
全額ローンを組んで太陽光発電を購入します。完工後1ヵ月~2ヶ月くらいでローンの返済が始まりますが、太陽光発電が電気を作ってくれるので、作られた電気をまずは自家使用することで電気代が節電になり、余った分は売電されるので、売電収入が入ってくることになります。つまり、「節電利益」と「売電利益」の合計が、ローン支払い額より多い=実質無料で太陽光発電を導入するということになるのです。もちろん、月によっては、ローン支払いが多いときもあるでしょうが、逆に大きく収益のほうが多くなることも多いはずなので、最終的に年間を通せば、ローン支払いより利益のほうが多くなっていれば、それでよいということになります。そして、ローンが終われば、売電利益と節電利益が丸々自分の利益として還元されることになるわけです。
なんでそれで0円なんだって?って思うかもしれません。でも、ローンの支払い以上に、節電と売電あわせた利益が多ければ、実質的には太陽光発電に関してはあなたは一切お金を支払わないことになるわけです。
ソーラーローンを組んで太陽光発電を導入するって
正直、借金してまで太陽光発電を導入するのは怖いって方は多いと思います。 確かに借金するということは、長期間にわたって返済義務を負うことになるので、人生においてはリスクになってしまいます。ただし、「金持ち父さん、貧乏父さん」で有名なロバートキヨサキ氏は、借金にはよい借金と悪い借金があるといいます。つまり、浪費のための借金と投資のための借金は違うということです。例えば、ソフトバンクはどれだけ多くの借金があるかご存知ですか?ビジネスは投資を伴います。当然投資はリスクを伴いますが、リスク以上のリターンを得られる投資をすることで事業は大きくなり、収益は多くなるということになります。ソフトバンクだけではありません。ほとんど多くの企業が大企業であっても、中小企業であっても、借金をしてビジネスを拡大しているわけです。それらリスクの高い投資に比べたら太陽光発電は非常にリスクの少ない投資であるため、借金を背負うリスクは少ないということができます。→借金してまで太陽光発電を導入するメリットはあるかを参照ください。
そうはいっても、15年もローンを組むのは不安だって方もありますよね?そもそも住宅用太陽光発電の固定買取保証期間は、10年です。5年ローンのほうが多くなるじゃないかと思うかもしれません。そんな場合は、10年ローンにするか、10kW以上にして産業用太陽光発電の適用を受けることで解消できます。ローンの期間を10年にしたら、全量買取期間と合致しますし、産業用太陽光発電の適用を受ければ、買取期間は20年になるからです。ただし、10kW以上の設備を導入する必要があるので、だれでも参入できるわけではありませんし、ローン金額も当然高くなってしまいます。それらを踏まえて、検討いただくのがよいでしょう。※産業用太陽光発電で絶対成功する秘訣をご覧ください。
具体的な例です。
4kWの太陽光発電を160万円で導入したとします。
通常は、国と地方自治体から補助金が入りますので、実質はもっと金額は下がります。
年間発電量は、4,400kWと仮定します(一般的な発電量です)。
発電した電力の使途は、自家使用と売電を3対7とします(平均的なデータです)。
ローンは年利3%の元利均等払いで期間は15年とします。
月々のローン支払いは、11,049円、年間132,588円となります。
年間収益は、節電益が4,400kW×0.3×24円=31,680円
売電収益は4,400kW×0.7×37円=117,040円、合計113,960円
差し引きすると、113,960円+31,680円-132,588円=13,052円のプラスになります。
つまり、完全無料で太陽光発電を導入できたとうことになるわけです。(むしろ年間13,000円のプラスです)
これが得と考えるか、得でないと考えるかは、あなた次第と言えるでしょう。
まずは、しっかりとした見積もりと発電シミュレーションを得ることから始めましょう。
いろいろと検討をはじめるのは、見積もりとシミュレーションを取得してからです。
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