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太陽光発電は、梅雨に導入してもよいのか?

んより曇り空が続き、雨がたくさん降る梅雨・・・。

北海道を除く日本のすべての地域で、必ず梅雨はやってきます。

おおよそ1ヶ月程度、太陽を拝める日は多くはありません。

そんな日本特有の季節の一つである梅雨に、太陽光発電を導入するのは、
果たしてよいことなのでしょうか、悪いことなのでしょうか?

あるいは、梅雨時の発電量はどの程度見込めるのでしょうか?

日本は南北に長く、地域によって雨量や日照量に違いはありますが、
一般論としての梅雨と太陽光発電の関係性について解説しました。

あえて梅雨に太陽光発電を導入する必要もない

太陽光発電は、屋根の上にパネルを設置し、電気工事を必要とするものです。

そのため、雨の日は屋根がすべりやすくて危ないこと、電気系統の濡れを避けるため、
雨ではない日に設置工事をしなくてはいけません。

そういう意味では、梅雨時分は先々の天気を予測しづらく、天気予報もはずれやすいため、
梅雨に設置してはだめということは決してありませんが、
太陽光発電を導入するのに適した時期とはいいにくいでしょう。

また、設置してからも雨が多いと発電量が極端に減ってしまうため、
わかっていてもあまり思ったような発電量が得られないと不安になったり、
太陽光発電を導入したことは、本当に正解だったのだろうかと、
疑心暗鬼になったりしてしまうものです。

不安にならないまでもせっかく導入してもなかなか発電していることを実感できないのは、
少し残念な感じもするので、やはり梅雨に太陽光発電を導入するのは避けるのが無難でしょう。

もちろん、一刻も早く導入したいという方でしたら、
多少のスケジュールのずれは覚悟の上、導入してもまったく問題ありません。

しかし、1年は12ヶ月あり、6月導入する予定だったものが、
7月の導入になったとしても大勢に影響はないので、
梅雨以外のときに導入するとよいでしょう。

ただ、瀬戸内など梅雨でも降雨量がそんなに多くないところでは、その限りではありません。

ここで梅雨に導入することを避けたほうが良い理由は、先に書いた、
スケジュールがずれる可能性があることと、メンタル的な要因の2点だけだからです。

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※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




気になる梅雨の発電量は?

太陽光発電の月別年間発電量
出典:独立行政法人産業技術総合研究所HPより

上のグラフは、茨城県つくばにある独立行政法人産業技術総合研究所がまとめた、
太陽光発電の月別年間発電量を表したものです。

このグラフから読み取れることは、年間に発電量がもっとも少なくなる季節は、
日照時間が短くなる10月~2月にかけてで、梅雨時分にあたる6、7月は、
比較的発電量を得られていることが伺えます。

太陽光発電は当然雨の日は発電量が極端に減りますが、
つくばの梅雨は6月中旬からのため、6月上旬の一年間でもっとも太陽光発電が多く発電する時期と、
下旬の梅雨が重なる月であるため、6月も割りとたくさん発電しているのでしょう。
雨や曇りの日の発電量暑さが発電量に及ぼす影響を参照されてください。

また、7月は中ごろに梅雨があけるので、発電量が多くなります。

そういう背景から、本来は季節的・気温的に、6、7月は発電量が多くなるはずが、
梅雨の雨による発電量の現象が影響していると考えられます。

日本は南北に長く、梅雨の時期もまちまちなので、
すべての地域でこのようなグラフになることはないですが、
「月単位」でデータを見るとするならば、「梅雨」の影響は限定的ということができるでしょう。

これが、仮に6月なり、7月なりが、まるまる梅雨だとしたら、
少し話しは変わるかもしれませんが。

もし導入していなければ、調査・検討の時間にすればいい

以上のことから、梅雨は太陽光発電の設置を避けたほうがよいまでも、
そんなに神経質に捉える必要はないということができると思います。

もし、この記事をご覧頂いているのが梅雨だとしたら、
梅雨であることは勘案せずに導入するかどうか検討したらよいと思います。

導入を検討してから実際に工事に至るまでには、
最低でも1ヵ月以上は時間がかかるからです。

今梅雨なのであれば、実際に設置工事に移るのは、
完全に梅雨が明けた後になるのは間違いないからです。

逆に今が、一番発電量が多い春先5月下旬ころだとしたら、
梅雨に工事がかぶらないよう、少しゆっくり検討作業をしてもいいかもしれません。

いずれにせよ、あなたが本当に太陽光発電を導入して得するのかどうかを
しっかりと見極めて、「梅雨」とか「冬」とか一年のうちの1シーズンにとらわれず、
年単位で発電量を見ていただけたらと思います。

以下のページをご覧いただき検討作業をしていただくことをおススメいたします。

【住宅用太陽光発電を検討されているのなら・・・】

【10kW以上の産業用太陽光発電を検討されているのなら・・・】

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