太陽光発電アドバイザー公式情報サイト

万が一の自然災害発生時太陽光発電は大丈夫か?

太陽光発電と自然災害対策と強度について

太陽光発電は、基本的には屋根の上、屋外に設置されます。

そして、長い年月をかけて初期費用を回収していきます。

そのため、万が一の自然災害が発生したときに、耐久性は大丈夫だろうか?

と不安に思っている方が非常に多く、、強度は一体どれほどのものがあるのか、

元をとるまでちゃんと稼働するのだろうかということを気にされている方がほとんどです。

それは当然のことだと思います。

屋根の上に設置されていたら、思いっきり雪や雨や雹までも振り落ちます。

台風にも正面から見舞われますし、落雷の危険や場合によっては塩害なども

考えられる地域だってあることでしょう。

ここでは、このようなほとんどの方が気にする太陽光発電の強度についてお伝えします。


結論:太陽光発電は丈夫。多少のことじゃ壊れない。


根拠:すでに30年稼働し続ける太陽光パネルがあること。

いろいろなケースによってさまざまな規定やデータがあります。

下記の表を参考にして頂けたら幸いです。


※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




落雷 太陽電池モジュールにダイレクトで雷が落ちる場合や、間接的に雷からの電気が流入してくる場合がありますが、パネルが電気を受け流す機能を持っています。
地震 太陽電池モジュールと架台を合算しても、屋根全体の1/5くらいの重量のため、太陽光発電自体より屋根自体に注意すべきとなります。
台風 建築に関する法律で、地上から15mの高さにおいて風速60メートルに耐久するように設計されています。それ以上の風速だと屋根や瓦自体も危険な状態になります。
太陽電池モジュールは傾斜を付けて設置されており、表面がガラスでコーティングされているため、雪が積もりにくい上に、万が一雪が積もっても多少の光で発電した際に発する熱によって雪が溶かされて、滑り落ちるため、積雪することはあまりない。また耐久性自体があるため、少々積雪したところで破損することはない。
雹、アラレ 太陽光パネル表面の強度は、高さ1メートルから227グラムの直径3.8センチメートルの硬球を落としても破損しないように設計することが、JIS規格で定められている。
塩害 塩害エリアは基本的に設置不可ですが、塩害対策が施されたものは、問題なく設置可能です。

以上のことから太陽光発電システムの強度が非常に強いことがわかるだろう。

自然災害があってもびくともしないといってよいだろう。

安心したら、必ず確認すべき3つの事項に戻って検討作業を進めてほしい。


発電所を所有してる方で、売却したいオーナー様、発電所売却のお手伝いをさせて頂きます。

太陽光の設備認定と電力売電権利をお売り下さい。


太陽光発電の自然災害対策と強度関連ページ

曇りや雨の日に太陽光発電はまったく発電しないのか?
太陽光発電が、曇りや雨の日にどれくらい発電するのかをまとめました。極端に発電量は減りますが、0にはならないようです。そしてそんな曇りや雨に強いメーカーもあるようです。
太陽光発電は雪が多い地域でも有効でしょうか?
日本海側に面した地域や山間部などでは、冬季雪に閉ざされるところがたくさんあります。果たしてそんな豪雪地域でも太陽光発電はきちんと発電して、メリットを得られるものなのでしょうか?ここでは、太陽光発電と雪の関係について解説します。
太陽光発電の汚れ~黄砂やPM2.5や花粉などから守るには?
太陽光発電は、パネルの表面が汚れると当然受け取る日射量が減ってしまうので、発電量が減ることになります。ここでは、あまり意識していませんが影響を受けやすい黄砂やPM2.5、花粉などによる汚れにどう対処するかをまとめました。
太陽光発電は夏暑い時に発電量が低下するのは本当か?対策は?
太陽光発電は、夏の暑い時期になると発電量が低下します。これは、特に結晶系を中心としたシリコン半導体が熱により発電効率が低下するという特徴によって生まれます。では、毎年来る夏をよりよくすごすためにどのような選択をすることがよいのでしょうか?
太陽光発電は台風などの強風でも大丈夫?
太陽光発電は、屋根に設置するものです。屋外であるため、当然強風にあおられる可能性はあります。どれだけ強風でも、太陽光発電は本当に大丈夫なのでしょうか?
導入して得する設置場所の条件
太陽光発電を導入して得するかどうかは、設置場所の条件によって異なります。ここでは、太陽光発電を導入して得になる設置場所の条件についてお伝えしています。
設置場所の向きや角度と発電量
太陽光発電では設置場所の角度や向きが発電する量に大きく左右されます。すでにある程度の影響については判明してきているため、ここでは設置場所の向きや傾斜角度によってどう発電量が変化するかについて見ていきたいと思います。
完全・完璧な状態でなくても大丈夫!
太陽光発電を導入するにあたっては、有利な条件というものがあります。さまざまな条件によって発電量は大きく変わってきますが、どの程度まで条件を鑑みる必要があるのでしょうか?詳しく解説しました。
太陽光発電と梅雨
太陽光発電は、梅雨に発電量はどうなるのでしょうか?あるいは、設置工事をするのはどうなのでしょうか?日本特有の気象条件であり、北海道を除くすべての地域で必ず体験する梅雨と太陽光発電の関係を解説しました。
太陽光発電は、北向きの屋根に設置してもメリットはあるのか?
太陽光発電は、北向きの屋根に設置しても利益を得られるのでしょうか?南向きの屋根に比べるとどの程度発電量が低下するのでしょうか?検証・解説しました。
パネルにかかる影にどう対策すればよいか?
太陽光発電への投資を考える際に、検討すべきポイントにはどのようなものがあるでしょうか。一般的にはソーラーパネルの性能や価格、規模などが該当するのではないでしょうか。しかし、太陽光発電において忘れてはいけないのが、設備周辺の建造物などによる日影の影響です。今回はこの太陽光発電における日影の影響と対策についてご紹介します。