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北向きの屋根に太陽光発電は設置しないほうがよいでしょう。

陽光発電に関心を寄せている方の中には、家の屋根が北向きだという方もいらっしゃるでしょう。

太陽は、当然東からのぼり、南を通って、西に沈みます。

北向きの屋根には、太陽光は照射されにくいものです。

では、そんな北向きの屋根に太陽光発電を設置した場合、採算性は合うのでしょうか?

逆にどのような条件が整えば、北向きの屋根でも太陽光発電を導入してもメリットがあるのでしょうか?

太陽光発電アドバイザーとしての答えは、
完全北向きの屋根に太陽光発電は設置しないほうが吉、です。

メーカーのほうで設置を禁止しているところもあります。

将来的に発電効率がもっともっと格段に・劇的によくなった場合は、
もしかしたら、北向きでもお得になることはあるかもしれませんが、現状は難しいと結論付けることができます。

もちろん、傾斜・勾配や、周辺状況にもよるのですが、真北はいずれにせよ難しいといえるでしょう。

多少東や西にずれていつ場合は、検討の余地はあると思います。

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※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




北向き屋根に太陽光発電を設置した場合の発電量は?

太陽光発電と設置場所の向きや角度との関係については、別の記事で解説しています。
設置場所の向きや角度と発電量の関係を参照ください。

そこに掲載してことですが、北向き屋根だと、南向き屋根に比べて発電量は、約66%になります。

つまり、南向きに比べて3割以上も発電量が減ることになります。

その他すべての条件が完全によければ、発電量が3割低下しても
何とかなるくらい発電することもあるかもしれませんが、基本的にアウトということができるでしょう。

ちなみに、北東向き、西北向きだと南向きに比べて73%となるので、
これはこれで厳しい側面はありますが、まだ何とかできる可能性はあります。

あとは、傾斜の問題と周辺環境の問題が出てくることになります。

同じ北向きでも、屋根の傾斜がきつければきついほど、得られる日射量は少なくなり、
逆に水平に近づくほど、日射量が多くなります。
(水平は、もはや北向きではなくなります。)

以上のことから、最終的に判断するためには、
現地調査をしっかりとして、発電シミュレーションを取得することが必要になるでしょう。

完全・完璧な設置場所なんてない!

確かに真北向きは別として、北東、西北向きいずれにしても、
太陽光発電にとっては不利になるのは間違いありません。

正直、多くのケースで導入をやめたほうがよいのではないかと提案させていただくことになるでしょう。

しかし、一方で太陽光発電は設置場所の向きを含めたさまざまな要件によって発電量が決まり、
より太陽光発電に向いた場所か、あるいは向かない場所かが決まります。

設置場所の向きは極めて重要なファクターの一つですが、
実際にはシミュレーションしないと最終判断はできないということができます。

その証拠にしたの日本地図をご覧ください。
【参考】全国主要都市の年間想定発電量と年平均日射量
年間想定発電量と年平均日射量独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のHPより

これは、全国の年間予想発電量と年平均日射量とをまとめたものですが、
システム容量1kWあたりの年間予想発電量を見ると、一番たくさんの場所が高知で1,151kWh/kW/年、
一番発電量が少ない場所は大津で919kWh/kW/年となっています。

大津は、高知の79.8パーセントしか発電しないという計算になります。

このように、地域差だけでも大きな差があるわけで、仮に高知県のもっとも条件のよいところで太陽光発電を設置した場合で、
向きが北方面向きだった場合と、大津で少し条件がよくない場所の南向きに設置した場合とでは、
発電量はそんなに変わらなくなるということが考えられます。

以上のように、さまざまな要件によって、太陽光発電は発電量が変わりますので、
まずは、しっかりと現地調査の上、見積もりとシミュレーションを取得して導入するかどうかを決めて頂けたらと思います。

太陽光発電を導入するかどうかの検討方法については、
太陽光発電導入を検討する際に必ず確認すべき3ステップで詳しく解説しています。

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