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太陽光発電で家庭に必要な電気のすべてを賄うことができるか?

陽光発電を導入する方の中には、電力の全量を売電せずに自家使用して、電力会社に頼らずに電気を賄いたいという方がいらっしゃると思います。電力会社との接続を切って、自分たちで発電した電力だけで生活することをオフグリッドと言います。

  • しかし、本当に太陽光発電だけで電気を賄えるのか?
  • そのために必要な費用はどれだけかかるか?
  • 太陽光発電以外に必要になるものはないか?
  • オール電化にしても大丈夫か?

などなど疑問に思われる方も多いのではないでしょうか?

ここでは、そんな太陽光発電が作る電力だけで、家庭の電気を賄ってしまいたいと思っている方に向けて、その方法を紹介したいと思います。

太陽光発電だけで家庭に必要な電力をすべて賄う方法

実際に、太陽光発電は一般的な家庭が使用する電力を賄うだけの電気を、発電することは可能です。しかし、注意しなくてはいけない点がいくつもあります。


  1. 太陽光発電は太陽光が照射されているときは電気を発電しますが、夜は発電しませんし、日中でも雨や曇りのときなどは発電量が極端に低下します。
  2. 太陽光発電システム単体では、電気を蓄電する機能がないので、発電した電気は常に「その場」で使用されるか売電されます。

以上のことから、蓄電池を導入することで、太陽光発電の電気だけで生活することは可能になります。


どのくらいの費用がかかるのか?

  • では、一体どれくらいの規模の太陽光発電を導入することが必要なのでしょうか?
  • そして、その価格はいくらくらいになるのでしょうか?
  • また、蓄電池はどんなものが必要でいくらくらいかかるのでしょうか?

まず、一般的な家庭でどれくらいの電力ニーズがあるのか、ということを確認しておく必要があります。電気事業連合会の調べによると、一世帯あたりの一ヶ月の電気消費量は283.6kWh。年間おおよそ3,400kWh以上の発電量を確保する必要があります。


日本では平均的なパネルの発電量は、1kWあたり年間1,000kWh程度と考えられます。(これはあくまでも参考値であり最低基準程度なので、地域やパネルによって大きく異なりますが・・・。)


そうすると、理論的に3.4kW程度の太陽光発電を導入すれば、一般的な家庭の必要電力を確保することができることになります。ただし、各家庭によって電気の使い方はまちまちなので、一概にだれでも3.4kWの太陽光発電を導入すればよいというわけではありません。


さらに、発電量も年間を通しての平均値になるので、例えば一番発電量が少ないときに、太陽光発電を導入して計算上は問題なくても、当初の必要電力が確保できないということもありえます。また、蓄電池の機能によっては、許容量が少ないため、雨の日が続くと電気が足らなくなる、ということも十分に起こりえます。


しかし、家庭による年間の電力利用状況をきちんと把握して分析し、それに合わせたパネルと蓄電池を導入すれば、太陽光発電で電気を賄うことは十分可能ということができるでしょう。


オフグリッド生活を実践している人の事例

現実に、太陽光発電を導入して、中国電力との契約を解除した人がいます(これを先ほども書きましたが、オフグリッドと呼びます)。田中優さんという社会活動家で、2013年5月に中国電力の送電線をカットしたとのことです。田中優さんは、放射能を逃れ岡山に移住して、オフグリッド生活に入られた方です。※田中優さんについて詳しくは、オフィシャルサイトをご覧ください。

田中優さんは、夫婦2人暮らしで、2.8kWの太陽光発電と、世界一といわれる10.8kWhの蓄電池パーソナルエナジーを合計500万円で導入したとのことです(おそらく2016年現在は、かなり安くなっていると思います)。田中優さんは、環境問題に強い社会活動家なので、井戸水を利用したり、ペレットストーブを使ったりしており、電気製品も省エネのものを使っているので、通常よりは使用電力は少ないかもしれません。


しかし、ひとつの目処として、実際に2.8kWの太陽光発電でオフグリッド生活を送っている人がいる、というのは、太陽光発電による電力だけで電気を賄える証拠ということができると思います。(http://tanakayu.blogspot.jp/2014/01/x-20131023.html 参照ください。)


また、田中優さんは、3日以上雨だったときのために、まきを原料に火力発電する発電機も導入しています。そうすることで、万が一電力が足らなかったときのためのリスクヘッジをしているわけです。

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問題は蓄電機能

やはり、最終的に問題になるのが蓄電機能ということができるでしょう。太陽光発電は、先にも書きましたとおり、常に一定量の電気を発電しているわけではありません。晴れていれば多く電力を発電し、曇っていれば少なく、夜は発電しません。


仮に3,650kWh年間発電する太陽光発電を設置しても、年間3,650kWh発電しても、常に毎日100kWh発電するのではなく、10kWhのときもあれば、250kWhのときもあり、総合計として年間3,650kWh発電するわけです。

また、電気の使用の仕方についても同様のことがいえます。一般家庭の月間平均使用電力が280kW程度だとしても、常に一定量の電力を満遍なくつかっているのではなく、使ったり使ってなかったりが繰り返されて、その電力量になるわけです。一日あたりの使用量にすれば、平均93kWh程度ですが、実際には150kWh使う日があったり、60kWhのときがあったりするわけです。


なので、太陽光発電が電気を発電しない間の電力をどう確保するかが問題になるわけです。


そこで田中優さんが活用したのが、ものすごく優秀な蓄電池のパーソナルエナジーだったわけです。ただし、これは350万円もかかっているというくらい高額です。一方で、ブログの中で鉛を活用して100万円くらいで優秀な蓄電池を活用することができると書いてあります。また、蓄電池はこれから普及期に入りますので、ここ数年で一気に価格も下がると私は考えています。


いずれにせよ、太陽光発電で家庭の電力を賄うオフグリッド生活をするためには、蓄電池のほうがポイントになるということです。また、家庭の電力の利用状況を把握したり、梅雨時や日本海側の地域での冬季の対策など、能動的にしっかりと業者さんといっしょに調べられることが、必要になります。そうすることではじめて、オフグリッド生活に入ることができます。


※蓄電池については、私も今はいろいろと研究段階にあります。

太陽光発電と蓄電池で随時情報を提供していきたいと思います。


具体的な費用について

最後に太陽光発電だけで電気を賄うためにかかる費用についてです。当然、使う電力量によって大きく異なってきますし、設置する場所によっても変わってきますし、太陽光発電メーカーによっても違います。


目安として、平均的な家庭で、かつ平均的な場所で、平均的なパネルを導入したとすれば・・・。
太陽光発電・・・・3.4kW×400,000円=1,360,000円
蓄電池・・・・1,050,000円程度
合計250万円程度あれば始めることができるでしょう。

使用電力が多くなればもっと高額な費用になりますし、設置する場所に日射量が少なければ、パネルを多くする必要があります。また、メーカーもその場所の特性に合わせたものにする必要があるでしょう。あとは、きちんとした業者を選び、入念に調査を行うことで、太陽光発電だけで電気を賄うオフグリッド生活に入ることができるでしょう。


※販売店選びについては、太陽光発電販売店の選び方を参照ください。

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