太陽光発電とは一体何か?
ここでは、一体太陽光発電とは何なのかということについて概要を説明致します。
特に興味のない方はお読みいただく必要はございません。
また、高度に専門的な内容ではありませんので、技術系の方は別途学術的言及のされているサイトをご覧下さい。
太陽から放出される光エネルギーを太陽電池を活用して電力に変換する発電方法のことを指します。再生可能エネルギーのひとつとして、非常に注目されているエネルギー源ではありますが、晴れた日の日中しか発電しないという弱点があります。ただし、太陽光エネルギーという無限に降り注ぐエネルギーを電気に変えるという可能性の大きなものであるともいえます。
また、市場に登場した当初は、発電効率が悪いと言われていて、値段と効果が合わないと言われていました。しかし、2012年7月に全量買取制度(固定価格買取制度)による助成と太陽光発電導入支援補助金の効果によって普及が加速しました。
そして、市場が拡大するにつれ、導入単価が下落していき、現在では10年で初期投資を回収可能になり、当たり前レベルに普及している状況になっています。
さらに住宅用太陽光発電とは別に10kW以上の産業用太陽光発電という形態も登場して、投資資金が集中して、社会問題になったこともあります。
J-PEC太陽光普及拡大センターよりhttp://www.j-pec.or.jp/
※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。
太陽光発電で使われる用語解説
太陽電池モジュール
別名:ソーラーパネルモジュール、太陽電池モジュール、モジュールとも言われ、太陽光発電システムのメインとなる機材です。
太陽光を電気に変換する10センチメートル四方くらいの小さなセルとよばれる部材が組み合わせて作られた一枚のパネルです。
モジュールは、メーカーや製品によって大きさは異なりますが、1m四方くらいが一般的です。
架台
太陽電池モジュールを屋根の上に設置するための器具です。
さまざまな屋根や設置場所の特性に合わせて、あらゆる形態があります。
太陽光発電は、屋根等に設置した太陽電池に太陽光を当てて発電し、そこで出きた電気を接続箱という機器に集約して、パワーアップコンディショナーによって電気を直流から交流に変換しています。その後、屋内の分電盤から核電気機器へと電気を流していきます。
なお、送電線との連結の際には、電力量計(売電メーター/買電メーター)を経由します。
※パワーコンディショナーは接続箱と連結したものもあります。
接続箱
ブロック毎に接続された太陽電池パネルからの配線をまとめ、作られた電気をまとめてパワーコンディショナーに接続するための機器です。太陽電池の保守・点検の際に使用するスイッチや避雷装置のほか、太陽電池に電気が逆流しないための逆流防止機能や、端子台等が内蔵されています。
パワーコンディショナー
太陽電池パネルで作られた直流の電力を家庭で使えるように交流に変換したり、出力電力の保守と安全を守る機器です。
※直流から交流へ変換する際にどうしてもロスが出てしまいます。
そのロスを最小限にするためパワーコンディショナーは変換効率の高いものをお選び下さい。
分電盤
パワーコンディショナーで交流になった電力を家庭内の各コンセントに分配する装置です。
電力量計(売電メーター/買電メーター)
電力量を精算して量る計器。使用電力が発電電力を上回る時は買電メーターが働き、発電電力が使用電力を上回る時には売電メーターが働きます。
直流・交流側開閉器
電気が流れるようにしたり、とめたりする電力機器のことです。
いわゆるスイッチと同じような役割を果たします。
直流・交流側開閉器
電気が流れるようにしたり、とめたりする電力機器のことです。
いわゆるスイッチと同じような役割を果たします。
再生可能エネルギー
自然の力で定常的に補充され、半永久的に利用(再生)可能なエネルギーを指します。
太陽光発電のほかに、風力や潮力、地熱やバイオマス、雪氷熱などがあります。
一方で、対義語としてあげられるのが、枯渇性エネルギーになります。
枯渇性エネルギー
エネルギー源として量に限りのあるものをいいます。
石油や石炭、天然ガスやオイルサンド、メタンハイドレートなどの化石燃料やウラン等があげられます。
対義語として、再生可能エネルギーがあります。
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