電磁波の影響は危険か!?太陽光発電は電磁波を出すのか?
太陽光発電が発する電磁波は危険なのでしょうか?
そんな質問をもらいましたので、検証してみたいと思います。
あなたも電磁波の人体に与える影響については、
見たり聞いたりしたことがあるかもしれません。
私も、携帯を胸ポケットにいれておくと危ないよとか、
IHクッキングヒーターが危険だとか、ズボンのポケットに携帯をいれておくと、
子どもができなくなるよとか言われたことがありました。
実際に、携帯は胸やズボンのポケットに入れて生活してきましたし、
実家ではIHクッキングヒーターを使っています。
高速インターネットのWifiを張り巡らし、電子レンジは普通に使いますし、
ドライヤーも髭剃りも、普通に使います。
しかし、私には小学3年生の息子がいますし、健康診断は完璧です。
だからといって、電磁波が体に悪いという主張が間違っているとはいいません。
もしかしたら、私がたまたま影響を受けなかっただけかもしれなく、
息子には影響を及ぼすかもしれず、また他の人にとっては害になる可能性がない
とは言い切れないと思うからです。
たとえるならば、このようなことでしょう。
タバコは癌や肺気腫などのリスクを高めますが、
90歳になってもぴんぴんしているヘビースモーカーもいます。
だからといって、タバコが人体に与える悪影響が小さい証明には、
ならないということです。
そういう観点から、電磁波の影響についても少し注意深く見ていく必要があるでしょう。
※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。
電磁波とは何か?
Wikipediaによると電磁波とは、次のように定義されています。電磁波(でんじは 英: electromagnetic wave)は、空間の電場と磁場の変化によって形成される波(波動)である。いわゆる光(可視光線)や電波は電磁波の一種である。電磁放射(英: electromagnetic radiation)とも呼ばれる。現代科学において電磁波は波と粒子の性質を持つとされ、波長の違いにより様々な呼称や性質を持つ。通信から医療に至るまで数多くの分野で用いられている。ウィキペディアより引用
電磁波は波であるので、散乱や屈折、反射、また回折や干渉などの現象を起こし、 波長によって様々な性質を示す。このことは特に観測技術で利用されている。
微視的には、電磁波は光子と呼ばれる量子力学的な粒子であり、物体が何らかの方法でエネルギーを失うと、それが光子として放出される。また、光子を吸収することで物体はエネルギーを得る。
つまり、電磁波とは、さまざまな電気製品や医療器具はもちろん、自然界でも、
無数に存在している存在だということがわかります。
極論を言えば、太陽光はもっとも大きな電磁波でしょうし、
地球は大きな磁場であり、また電線は強い電場であるということができるでしょう。
電磁波の人体に与える影響はどうなのかというところが問題になると思いますが、
実際にさまざまな実験や影響が指摘されているのも事実です。
例えば、こちらのブログなどでは、太陽光発電の電磁波が与える影響について、
さまざまな研究結果や指摘を引用して詳しく解説しています。
私は、太陽光発電の専門化なので、電磁波については技術的なことはわかりませんが、
「電磁波が人体に悪影響を及ぼす」ということも、「安全だということ」も証明できないのではないか、
というふうに考えています。
なぜなら、電磁波の影響がどう人体に影響を及ぼすかを考えるならば、
当然、それ以外の条件をまったく同じくして、同じ人を被験者として実験しないと
いけないと思うからです。
まれに動物実験などを参考に出す方もありますが、
動物と人間は違うので、一概に動物で悪影響が出たから人間にも悪影響を及ぼす、
とは言い切れないのではないかと思うわけです。
動物実験で大丈夫なものでも有害なものもあれば、無害と国から認定されていても、
反応して拒絶症状を起こす人もいるからです。
例えば、蚊取り線香や、合成洗剤などが良い例でしょう。
残留農薬についても同様のことが言えます。
これらは市販されているものは、すべて国の安全性の基準を満たしますが、
基準をクリアしていても体調を崩す人がたくさんいるのです。
だからといって、電磁波は安全であるとも、私は断言することはできません。
もしかしたら、本当にものすごく有害なのかもしれないからです。
しかし、仮に電磁波が有害だとして、その影響から身を守ろうとすると、
日常生活にさまざまな支障をきたします。
人里はなれた場所に住み、原始時代のような生活を送らないといけなくなります。
なぜなら、電化製品のほとんどはが電磁波を発していますし、町中電磁波だらけだからです。
電気の通っている家の壁の中には、電磁波を発する電線が埋まっていますし、
町の中には、携帯の電話、Wifiなど強力な電磁波があふれています。
そうなると、昔の生活を取り戻すしかないと考えるかもしれません。
しかし、そもそも私たちが今のように長寿になったのは近年のことです。
文明が進歩して、エネルギーを使用する量が増えたことに比例しています。
現実に、エネルギーを使う量に比例して、寿命が延びたことが統計的にわかっています。
もし、あらゆる電磁波をなくしたとすると、さまざまな産業が致命的なダメージをうけ、
生活難に陥る人が増えるとともに、衣食住のあらゆるものが不足するでしょう。
使用できるエネルギーは極端に減り、人の寿命は再び短くなるでしょう。
そして、貧困が拡大していくのは間違いないでしょう。
以上のことから、仮に電磁波が有害だとしても、
ある程度は必要悪だということがいえるのではないか、と私は考えます。
(※だからといって、太陽光発電を導入しましょうというわけではありません!)
人が幸せに生きるためには、ある程度の環境が必要だからです。
決してそれは、今の時代のようなエネルギーの浪費を肯定しているのではなく、
電磁波などの有害かもしれないことを賛美しているわけでもありません。
リスクがあるかもしれないものを避けたい人は避ければよいし、
リスクをとっても活用したい人は活用すればよいということです。
電磁波の影響を恐れる人は、電磁波を発するものを少しでも避けるとよいでしょう。
あまり気にしない人は、どんどん活用すればよいでしょう。
私は、電磁波は人体に悪影響を及ぼすかもしれないと思っているので、
寝るときは、携帯を頭から1mくらい話て寝ます。
でも、その他のことは、まったく気にせずに生活しています。
実際にこれまで電磁波の影響を感じたことがないのも理由ですが、
それよりも生活に電化製品が欠かせないことが大きな要因です。
電磁波が実際に人体へどの程度悪影響を及ぼすはわかりませんが、
こういう立場があるのは、それはそれとして非常に大切なことなので、
ひとつの意見として参照して頂けたら幸いです。
そもそも太陽光発電は電磁波を出すのか?
ところで太陽光発電は、本当に電磁波を出すのでしょうか?太陽光パネルは、直流の電力を作るところですので、磁場は作りますが、
電磁波を発することはありません。
磁場は、波ではないので、少し距離をおけば影響を受けることはありません。
電磁波を作るのは、パワーコンディショナーです。
電気を直流から交流に変換する際に電磁波を発します。
いわゆる高周波に属する電磁波です。
専門に機器を使えば測定することができるみたいです。
太陽光発電を導入して体調に変調をきたしたという声があるみたいですが、
これは、本当に太陽光発電が原因なのかどうなのかは定かではありません。
太陽光発電が原因かもしれないし、そうでないかもしれないからです。
電磁波が原因だとするとさまざまな電子機器が作動しているので、
特定は不可能だと考えられるからです。
一方で、太陽光発電が原因ではないとも断定できません。
ただ間違いなくいえることは、
パワーコンディショナーも電磁波は発するということです。
パワーコンディショナーが屋外設置型か、屋内設置型かによりますが、
屋内のほうがより影響は受けるでしょうし、屋外でも影響を受ける可能性はないとはいえないでしょう。
電磁波の与える影響はどの程度考える必要があるのか?
これまで解説したことを総合的に考えて、どういう指針を取ればよいかをまとめたいと思います。私の個人的な意見になってしまいますが、以下の事実に基づいて判断したいと思います。
(そもそも電磁波の影響が証明されていないため、「意見」しか出しようがないので)
- 太陽光発電は、パワーコンディショナーが稼動する際に電磁波を出す。
- 電磁波は、人体に悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。
- 電磁波が、本当に人体に悪影響があるのかは証明されていない。
- パワーコンディショナーの出す電磁波は、日本が定める基準はクリアしている。
以上から、次のようにされることをおすすめします。
電磁波に過敏な方は、太陽光発電の導入をおやめください。
電磁波の影響にリスクを感じる方は、もう少し詳しく電磁波について調べて頂いて、太陽光発電を導入するかどうかを判断してください。
→その際に注意すべき点は、いろいろな人の意見を聞くということです。
人は、それぞれ信じるものがあるので、偏った意見になりがちだからです。
電磁波の影響にリスクがあることを踏まえて、太陽光発電を導入したいという方は、当サイトに記載している内容をしっかりと確認して検討作業を繰り返してください。
私は、太陽光発電推進はなので、少しでも多くの方に前向きに検討して頂きたいですが、
太陽光発電で健康を害するくらいなら導入しないで欲しいと思っています。
その代わり、経済的なメリットやエネルギー的な安心を得ることはできなくなります。
私は、人生はバランスと志向性だと考えています。
よりよい人生を歩むために、無責任に聞こえるかもしれませんが、
「その選択があなたの求める幸せ」に近い選択をしていただくことをおススメします。
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