これからどうなるかわからないから不安になるものです。
太陽光発電は、10年かけて初期費用を回収して、さらに10年かけて利益を作っていく非常に長期にわたり運用する仕組みです。
時間を味方にすることでメリットが最大化するものなのです。
そのため、非常に多くの方が、メリットの大きなシミュレーションを受け取り、
安価に導入できる見積もりを安心な信頼に足る業者からもらっても、
なかなか導入に踏み切れないでいます。
長期間の間に何が起こるかわからないから漠然とした不安に襲われるわけです。
漠然とした不安を抱く理由を以下にまとめてみました。
※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。
- 太陽光発電システム自体がそんなに長期にわたり本当に耐久するのか。
- 自然災害などで太陽光発電システムが損傷してしまうのではないか。
- これから相場が安くなって、結果的に高値買いになってしまうのではないか。
- 日射量が減って発電量が少なくなってしまうのではないか。
- 本当に10年先20年先もシミュレーション通り発電するのだろうか?
大雑把にわけると以上のような不安が入り混じって、
漠然とした不安になっているようです。
ではその不安は、一体どうしたら解消できるのでしょうか?
この不安の根底にあるものを一つ一つ検証していきたいと思います。
1.太陽光発電の耐久性について。
太陽光発電は、シリコン内の電子の移動により発電するもので、
半永久的に発電する仕組みになっています。
モーターのように何かが稼働して発電するものではないので、
摩耗したり消費したりすることがないのです。
ただし、製品自体は少しずつ劣化はしてきますので、
発電量は徐々に低下していくことが考えられるでしょう。
ただし、それは非常に緩やかであることが証明されています。
28年前から京セラが実施している耐久性テスト。
実際に太陽光発電を28年運用し続けて、今でも問題なく発電しています。
設置後25年経過時点で発電効率の低下は約9%程度であったことが公開されています。
このように最低でも20年程度は耐久することが言えるでしょう。
もし、それでも不安な方はメーカー保証の長いものを選ぶことをおすすめします。
2.自然災害によるシステムの損傷
雹やアラレや竜巻、台風などで太陽光発電システムが被害を受けることが不安
という方もあります。実際にこれらの自然災害で被害を受ける可能性はあります。
なのでメーカーによっては自然災害保証をしているところがあるのです。
自然災害が不安な方は、このメーカー保証を活用するようにしましょう。
3.高値買いになってしまうのではないか
これも大いにありえます。
液晶テレビがこんなに安値になるなんて誰が想像できたでしょう?
実際に太陽光発電はこれからもどんどん値下がりしていくでしょう。
どうしても底値で買いたいという方はあと10年お待ちいただくことをおすすめします。
10年以内には、最も安く購入できる時がくるでしょう。
ただし、その時には導入時の補助金はありませんし、全量買取制度もありません。
当然10年間得られるはずだった利益も得ることができないわけです。
それを含めたうえで検討されることをおすすめします。
4.日射量が減って発電量がシミュレーションより少なくなる。
これまた非常に可能性としてはありうることです。
確かに年間日射量というのは年によって変動します。
多い年もあれば、少ない年もあります。
でも、10年間の平均を取ればそんなに大きな変動はないことがわかります。
なぜなら、日射量が多い年ばかりも続かないし、少ない年ばかりも続かないからです。
そういう観点から逆に長期的な運用ということがメリットになることを考えることを
おすすめしたいと思います。
5.10年後20年後の発電量
1.で紹介した京セラの長期発電実験を思い出してください。
25年間で9%の発電量の下落でした。
もしそれでも不安な方は、メーカーによる20年出力保証なども検討してみるとよいでしょう。
太陽光の設備認定と電力売電権利をお売り下さい。
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