太陽光発電アドバイザー公式情報サイト

太陽光発電のメリット・経済性

陽光発電を設置するメリットの一番目は、なんといっても経済的な利益と言えるでしょう。2015年以降は、大きく変わってきましたが、2012年からこれまでの間、太陽光発電を導入する人のほとんどが、太陽光発電を設置する理由は、経済的に得だからでした。この流れは、住宅用であろうと、産業用であろうと変わりはありません。(住宅用と産業用に違いは、主に規模の違いと全量売電できるか余剰電力の売電かの違いしかありません。)

また、私がこのサイトでお伝えしている要旨としても、採算性=費用対効果を高く太陽光発電を導入しようということとも合致しています。つまり、10年で初期費用を回収できるのであれば、導入しよう。そうでなければ、止めよう、ということであり、より回収期間を早くして投資利回りを上げるためにどうしたらよいのかということをアドバイスすること、ということになります。
※もちろん、太陽光発電に関するあらゆる情報を網羅しているので、経済的な側面は扱っている内容のほんの一部にはなりますが、メインのテーマとなります。


太陽光発電の何が経済的な利益になるのか

では、太陽光発電は得だ得だというけれど、何がそんなに得なのかということですが、経済的な利益になるのは、次の2点に集約されます。


固定価格買取制度による売電による金銭

発電した電力の自家使用することによる節電利益


産業用太陽光発電の場合

10kW以上の産業用太陽光発電を設置すれば、固定価格買取制度の適用を受けて、発電した全量を電力会社が一定の価格(設備認定を受けた年度の適用を受けて向こう20年間固定)で買い取ってもらうことによる収益が利益になります。

産業用の場合は、非常にシンプルで、想定発電量に売電単価をかければ向こう何年間の利益をおおむね計算できます。※固定価格買取制度については、太陽光発電の補助金と全量買取制度についてを併せてご覧下さい。年度毎の買取価格も更新されていきます。


住宅用太陽光発電の場合

住宅用の太陽光発電の場合、発電した電力はまず、自家使用され余剰電力が電力会社に売電されることになります。自家使用した電力というのは、太陽光発電を導入しなければ、電力会社から購入していたであろう電力なので、本来であれば支払ったであろう金額を節電できることになります。

つまり、発電して自家使用した電力は、その分だけ節約=出て行くはずの支出を減らすことができたということが出来ます。(支出を減らすということは、収益と同じ価値のある利益です)。※通常、一般家庭で購入される電気料金の単価は、料金プランによっても違いますが、おおむね1kWhあたり20円程度なので、自家使用電力に20円程度を乗じた金額が利益となります。


※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




原価は設置時の初期投資がほとんど

しかも、太陽光発電は太陽光エネルギーを電気に変換するわけなので、基本的な原価は初期導入費用とメンテナンス費用くらいです。ソーラーパネルは、構成する素材の性質を活用して電気を作るもので、風力発電などのように稼働させて動かすものではないので、メンテナンスといっても、そんなに大きな金額はかかりません。(定期点検や定期洗浄等はしたほうがよいですが、そんなに大きな金額はかかりません。ただし、産業用太陽光発電の場合だと規模が大きくなるので、当然メンテナンス費用も大きくなりはしますが、割合の問題で、当然収益も大きくなるので十分吸収できることになります。また、逆に太陽光発電はメンテナンスフリーだと思われている方も多いですが、決してそんなことはありません。併せて太陽光発電とメンテナンスをご確認ください。)

そして、あなたは一度設置してしまえば、その後ほとんど何かしらの作業をする必要はありません。つまり、不動産投資と同じような不労所得を作ることができるわけです。なので、2012年から3年間太陽光発電バブルと呼ばれる現象が起こり、九州電力が新規設備認定を停止せざるを得ないくらいに急速に普及したわけです。


【一般的な家庭での事例】
電気事業連合会の調べによると一世帯あたりの一ヶ月の電気消費量は、283.6kWh。基本料金は、40Aで1,092円。1kWhあたり24円だとします。

そうすると、一世帯あたりの電気代の平均は、
283.6kWh × 24円 + 1,092円 =7,898円
7,898円 × 12ヶ月 = 94,776円/年間  となります。

仮に4kWの太陽光発電を設置して、年間4,400kWhの発電量があったとします。

【共働きで日中はほとんど家に人がいない家庭の場合】
発電した電力のうち80%を売電して、残りの20%を自家使用すると仮定した場合で2015年度の設備認定を受けて売電単価が33円/kWh適用の場合
4,400kWh × 0.8 × 33円 = 116,160円/年 
の収入を得られるということになります。

一方で、残りの自家使用分として、
4,400kW × 0.2 × 24円 = 21,120円/年 
の節電効果を得ることができるということになります。

つまり、年間116,160円の売電収入を得ることができ、通常だったら94,776円電気代がかかるところ、73,656円で済むということになります。合計137,280円の利益です。

【日中家に誰かいる家庭のような場合】 発電した電力のうち20%を売電して、残りの80%を自家使用すると仮定

4,400kWh × 0.2 × 33円 = 29,040円/年 
の収入を得られるということになります。

一方で、残りの自家使用分として、
4,400kW × 0.8 × 24円 = 84,480円/年 
の節電効果を得ることができるということになります。

つまり、年間29,040円の売電収入を得ることができ、通常だったら94,776円電気代がかかるところ、10,296円で済むということになります。合計113,520円の利益を得られるということです。

そういう観点で考えると、家族にライフスタイル、電力の使い方も重要になってくることがわかると思います。核家族・共働きなどで日中家庭に人がいないほど、売電収入は大きくなるということです。

また、逆に日中人が家にいる家庭などでは自家使用の割合が増えるため、今より電気代が安くなっていくことになります。あとは日照条件やソーラーパネルの性能等個別に条件があるので、詳しくは、シミュレーションしてください。※当サイトでは、太陽光発電無料見積もりで1分で見積もり依頼がでいきます。

※かつて、太陽光発電システムの導入するためには、3kWの発電をするのに、600万円~800万円要した時期もありました。しかし、今では、同発電規模でおおよそ100万円程度で導入できるようになっています。さらに地方自治体によっては独自の補助金を設定しているところもあります。

※国からの導入時の補助金=太陽光発電導入支援補助金は、2013年度をもって打ち切りになりました。しかし、2012年度に補助金をもらって導入するよりも2015年度以降に補助金もらわずに導入するほうが安価に導入できるくらいの価格相場にまで太陽光発電は下落しています。

発電所を所有してる方で、売却したいオーナー様、発電所売却のお手伝いをさせて頂きます。

太陽光の設備認定と電力売電権利をお売り下さい。


メリット1・経済的な利益|太陽光発電アドバイザー公式情報サイト関連ページ

メリット2・地球環境負荷の軽減
太陽光発電を設置することの11のメリットのうち地球環境負荷への軽減についてお伝えしています。太陽光発電は再生可能エネルギーのもっとも有力な発電方法の一つです。代替えエネルギーとして利用されることで、地球環境への負荷を軽減します。
メリット3・緊急時の優位性
太陽光発電を設置することの11のメリットのうち緊急時の優位性についてお伝えしています。東日本大震災後、この緊急時のライフラインの確保は、非常に高い関心の的となっています。固定価格買取制度と併せて太陽光発電の普及の大きな要因となりました。
メリット4・送電効率と電力需要の効率性
太陽光発電を設置することの11のメリットのうち送電効率と電力需要に対するメリットついてお伝えしています。自宅で発電して自宅で使うので、非常に効率がよいのは直感的にわかるかと思います。
メリット5・低金利ローンが使えること
太陽光発電を設置することの11のメリットのうち低金利のソーラーローンを使えることについてお伝えして参ります。市場最安でお金を借りられる時代にあって、太陽光発電のように設置後利益が得られるパターンでは、お金を借りて運用するのみ非常に効果的です。
メリット6:家族が喜ぶ
ここでは、一般的な太陽光発電のメリットの6番目:番外編としまして、直接的に太陽光発電がもたらすわけではない、副次的なメリットを紹介したいと思います。それは、家族が喜ぶということです。
メリット7:使用電力の可視化で10%節電になる
7番目のメリットは、あまり注目されていない太陽光発電の効果なのですが、電力の発電、使用量が可視化することで、意識的に節電するようになり、平均で10%も電気の使用量が減るというものです。
メリット8・今なら高額な補助金が助成される
太陽光発電は、今導入すれば最低でも導入価格の1割程度の補助金をもらって始めることができ、さらに向こう10年間電気利用者から援助してもらいながら設備を維持管理できるという大きなメリットがあります。
メリット9:設置場所を選ばない
太陽光発電のメリットの9番目は、設置場所を選ばないということです。現在の設置場所のメインは、屋根ですが、更地や倉庫の上、カーポートの上など、多種多様な場所に設置することができます。もしかしたら、あなたが持っている場所で、思いもよらないところに設置できたりするかもしれません。
メリット10:光熱費を削減できる
太陽光発電を導入することで、間違いなく光熱費を削減することができます。なぜなら、太陽光発電は太陽光が照射されれば電気を発電するからです。ここでは、どれだけ削減できるのか、解説したいと思います。
メリット11:遮熱効果で冷暖房費を節減できる
太陽光発電を屋根に設置すると、夏は日差しを防ぐ遮熱効果で2階室内の温度の上昇を抑えることができます。逆に冬は、室内の暖かい空気が、室外の冷たい空気と交わらことで、気温の下落を防ぐことができます。このようにして、冷暖房費を抑制することにつながるのです。