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太陽光発電市場におけるシェア

在、太陽光発電市場には多くの企業が参入しています。そのため太陽光発電を始めようとする個人や事業者にとっては選択肢が増えたものの、逆に沢山ありすぎてどの企業の製品を選べばいいか分からないという場合もあるのではないでしょうか。今回は太陽光発電市場におけるメーカーのシェアを分析し、どのような企業の製品が人気を集めているかを考えてみたいと思います。


そもそも太陽光発電市場といっても

ではまず、太陽光発電市場とはどのようなものかを見て行きましょう。

太陽光発電に関し、取引される主要な製品・サービスには以下が含まれます。

  1. 太陽電池モジュール
  2. 太陽電池セル
  3. 太陽電池セル製造装置
  4. パワーコンディショナ
  5. 太陽光発電システム構築

太陽光発電の調査会社NPD Solarbuzzは、2014年の太陽光発電市場に関し、2013年から2014年にかけて世界市場の規模が36GWから49GWへと36%成長すると見込んでおり、特に日本では2014年の新規発電容量が1,030万KWに達し、世界最大の太陽光発電市場となるなど市場の成長が続いています。このため上記の製品・サービス市場は今後も拡大が続くものと見込まれています。


市場に参入しているメージャー企業

次に上記製品・サービスのうち、皆様にもなじみ深い太陽電池モジュール(ソーラーパネル)に関して、参入企業とそのシェアを見て行きましょう。前述のNPD Solarbuzzによると太陽電池モジュールの2013年世界シェア上位10社は以下のようになります。
世界シェア2014
(http://pinponcom.jp/energy/top-10-pv-module-suppliers-in-2013-by-npd/ より引用しました。)

  1. インリーソーラー(中国)
  2. トリナソーラー(中国)
  3. シャープ(日本)
  4. カナディアンソーラー(中国)
  5. ジンコソーラー(中国)
  6. レネソーラー(中国)
  7. ファースト・ソーラー(米国)
  8. ハンファソーラー(韓国)
  9. 京セラ(日本)
  10. JAソーラー(中国)

※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。



このように、太陽電池モジュール市場は中国メーカーが非常に大きなシェアを持っています。この世界ランキングのから、世界的シェア向上には太陽電池モジュール「安さ」が非常に重要であるということができるでしょう。実際に本ランキング中のメーカーを見て行くと、中国、韓国メーカーはいうまでもなく、7位にランクインした米国のファースト・ソーラーも結晶シリコンではなく、より安価な薄膜系太陽電池モジュールを提供する企業であり、日本メーカー以外のほとんどはコストパフォーマンスを武器に市場シェアを伸ばしていると考えられます。

一方日本企業ではシャープと京セラがそれぞれ3位と9位にランクインするなど健闘しています。ちなみにこの二社は2012年に比べて共に順位を上げており、2012年からスタートした再生可能エネルギー固定価格買い取り制度による売上増が貢献しているものと考えられます。

実際に、日本国内における太陽光発電モジュールの2013年シェア上位3社をみると、シャープ、京セラが1位、2位を占めていることが分かります。


参考としてご覧ください

以上太陽電池メーカーの世界シェアについて解説しました。

実際に、シェアが大きいもの=よい製品とは限りません。

実際に、安かろう悪かろうでは意味がないからです。

当サイトでしっかりと情報を収集していただき、絶対に損しない太陽光発電選びをされてください。

※下の動画をご覧いただくとものすごく簡単にどうしたらよいかがわかりますので、ぜひご活用ください。

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