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雨漏りは非常に怖いトラブル

陽光発電の導入を検討している方の多くが懸念するリスクとして、雨漏りのリスクがあげられます。
どうして雨漏りのリスクを気にする方が多いかというと、雨漏りというのは住宅にとってもっとも重要な構造のひとつである、屋根の機能を損ねることだからです。つまり、太陽光発電という住宅にとって考えれば付加価値的な存在を設置するために、屋根という住宅の根本的な存在の機能を損ねるという本末転倒なことが雨漏りだということです。
そして、実際に太陽光発電を導入した結果、雨漏りをしたという事例は少なからず報告されています。

では、やはり太陽光発電を導入するということは、雨漏りのリスクを増大させてしまうのでしょうか?
ここでは、太陽光発電を導入した際の雨漏りの本当の理由を紹介し、その対策を紹介したいと思います。


※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




雨漏りの本当の原因は、太陽光発電の設置ではなくズサンな工事にあった

屋根の構造

屋根というのは、垂木という屋根を支えることになる住宅を横切る材料の上に設置された野地板と垂木にビスを打って固定されます。野地板の上には防水シートが設置され、その上に瓦やスレートと呼ばれる屋根材が設置されてできています。それぞれの屋根材によって設置の仕方は違いますが、日本でもっとも多い瓦屋根の場合は、野地板に架台の固定金具を止めて、瓦が重なる部分から、金具を出し、その仮名部に架台を固定する形になります。
瓦屋根の場合は、瓦が下に向かって重なり合うことで、原理的に雨漏りしないようになっていますので、雨水が逆流しない限りは雨漏りしません。もちろん、そういった排水を確保するために、流れ桟が設置されているのが通常です。また、万が一逆流して雨水が屋根材を突破しても、防水シートが木材でできた垂木や野地板を守ってくれるようになっているわけです。※わかりやすい動画があったので、下の工事風景をご覧ください。


次に多いスレート屋根の場合は、スレート屋根にビスを打ちます。もちろん、雨が進入しないようにコーキングすることになります。もちろん、ビズを打つということは穴を開けることになりますので、雨漏りリスクが生じますが、そのリスクをなくすために、きちんと耐久性の高い防水加工を施します。また、そもそも防水加工を施したビスを使いますので、二重で雨漏り対策をしていることになります。


【瓦屋根への太陽光発電の設置方法】



【スレート屋根への太陽光発電の設置工法】



太陽光発電で雨漏りするリスクは、業者選定リスクとほぼ同等

以上の動画をご覧頂いておわかりいただけたと思いますが、太陽光発電を導入して雨漏りするリスクは、ほとんどありません。
しっかりと工事していれば、雨漏りしないように工事できるからです。
また、防水加工の耐久性についても、10年以上は耐久しますので、設置後のメンテナンスがしっかりとしていれば、次の屋根の葺き替え、補修できちんと対応することができます。

ということは、太陽光発電を設置して雨漏りした事例については、そもそも工事がズサンであることが大きな原因だということができます。 つまり、太陽光発電を設置することによる雨漏りリスクは、太陽光発電のリスクというよりは、販売店、工事業者による人為的なミスであることがほとんどだということになり、必ずしも太陽光発電を設置することが大きな雨漏りリスクを引き起こすとはいえないと結論することができます。

なので、やはり、信頼と実績のある太陽光発電業者を選定するようにしましょう。
→詳しくは、太陽光発電の正しい優良業者の見極め方を参照ください。

※もちろん、太陽光発電を設置しないよりは設置したほうがリスクは高くなります。なぜなら、業者の選定リスクもありますが、どれだけ優良業者でも人間である以上、ミスがないとはいえないからです。また、経験値の浅い業者ほど、善良であってもミスを犯すリスクは高まります。しかし、優良会社の場合は万が一の事故の際の保証は万全を期しています。

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