太陽光発電を鳥取で導入することはどうなのか?
太陽光発電を鳥取県で導入することは、一体どうなのでしょうか?日射量や想定発電量、補助金について、解説していきます。
鳥取県鳥取市での年間日射量は、1306.7kWh/㎡程度、3.58kWh/㎡・日です。
(南向き水平からの角度30で以下の数値です。気象庁資料より)
http://app7.infoc.nedo.go.jp/
これは、全国平均よりやや少ない量ですが、元を取るのに十分の日射量と言えます。
以上のことから年間想定発電量を求めてみたいと思います。
年間想定発電量の求め方は、以下の数式にしました。
もちろん、パネル・パワーコンディショナーの性能などによって大きく変動しますが、
ここで想定しているのは、飽くまでも平均的な程度のものとお考えください。
年間想定発電量(kWh/年)=年間日射量×損失係数
※損失係数については、暫定的に70%とします。
うちわけは、温度上昇による発電ロス15%
パワーコンディショナーによる発電ロス8%
配線、受講面の汚れ等に発電ロス7%
うちわけは、温度上昇による発電ロス15%
パワーコンディショナーによる発電ロス8%
配線、受講面の汚れ等に発電ロス7%
以上のことから鳥取県鳥取市での想定年間発電量は、
1,306.7 × 70 % = 914.7 kWh
つまり、1kWの太陽光発電を導入する鳥取県鳥取市では、
おおよそ914.7kWhの発電量を見込むことができ、仮に全量売電すると、
2013年度では34,758円の売電収入になるということです。
地区別の補助金について
鳥取県では、太陽光発電導入時の補助金については、
県からは助成は現在のところ利用できるものはありません。
各自治体からの補助金については、下記の表にまとめました。
※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。
自治体名 |
1kW当たりの補助金額/p> |
上限金額 |
---|---|---|
岩美郡岩美町 |
75,000円 |
300,000円 |
倉吉市 |
50,000円 |
175,000円早期終了あり |
西伯郡大山町 |
国からの補助金の1.5倍相当額 |
4kWまで |
西伯郡南部町 |
75,000円 |
300,000円 |
西伯郡日吉津村 |
100,000円 |
400,000円早期終了あり |
西伯郡伯耆町 |
100,000円 |
400,000円早期終了あり |
境港市 |
50,000円 |
200,000円早期終了あり |
東伯郡琴浦町 |
4~60,000円 |
16~240,000円早期終了あり |
東伯郡北栄町 |
60,000円 |
240,000円早期終了あり |
東伯郡三朝町 |
75,000円 |
300,000円早期終了あり |
東伯郡湯梨浜町 |
50,000円 |
200,000円早期終了あり |
鳥取市 |
75,000円 |
300,000円早期終了あり |
日野郡江府町 |
60,000円 |
240,000円早期終了あり |
日野郡日南町 |
70,000円 |
240,000円早期終了あり |
日野郡日野町 |
助成なし |
助成なし |
八頭郡智頭町 |
75,000円 |
300,000円早期終了あり |
八頭郡若桜町 |
60,000円 |
240,000円早期終了あり |
米子市 |
48,000円 |
192,000円早期終了あり |
※上記の情報は2013年7月17日調査日現在の情報を元に作成しています。
※各自治体によってさまざまな規定があるので、必ず発注前に業者を通じて確認することをおすすめします。
※鳥取県からの助成はないものの各自治体で非常に助成額が大きくなっています。
※地元業者のみ助成対象となっているところもあるのでご注意ください。
以上のように自治体によって大きく助成額が異なることがわかります。
鳥取県の場合、ひとつの町を除くとすべての自治体で非常に大きな助成額となっています。
ちなみに、太陽光発電が1kWあたり30万円から40万円が相場だとすると、
場合によっては2割以上も助成されるところもあるので、
もし上記の助成に該当する市町村にお住まいの方は、利用しない手はないと思います。
早期終了しているところもありますので、早めに検討されることをおすすめします。
また、国からの助成金は別途準備されていますので、ご安心ください。
太陽光発電補助金 25年度|補助金と買い取り単価について解説
以上のことを踏まえた上で、太陽光発電を導入するかどうか検討される方は、
必ず確認すべき3つの事項からゆっくりと検証していかれるか、時間のない方は、
簡易版・必ず確認すべき3ステップで検討されることをおすすめします。
実際に発電量などは、完全に設置場所によって大きく異なってきますので、
きちんとした判断をした上で導入を検討することをおすすめします。
鳥取県の場合、自治体によってさまざまな補助金規制があるので、必ず販売店としっかりと相談の上申請されることをおすすめします。
太陽光の設備認定と電力売電権利をお売り下さい。
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