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造成工事はどのような場所に必要?

造成。pexels盤を整える作業をするにあたって、まず考慮することとして、「どこ」に発電所を設置するかです。どのような場所では、造成工事をしなければなりませんか?

  • 急斜面
  • 地盤が緩いところ
  • 地盤が硬すぎる岩場
  • 空き地

これらの場所は、造成工事が必要になってくるでしょう。もちろん、雑草がたくさんある場所でも、整地しなければなりません。これらを考えると、造成工事が何も必要ない場所は、少ないということですね。

では、造成工事にどのくらいのお金がかかるのでしょうか?大体の単価を見てみましょう。


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ビックリ!造成工事の単価


造成工事の種類


まず、造成工事として何があるのか、見てみましょう。
  • 埋め立て
  • コンクリート基礎
  • 型枠作業
  • 砂利敷
  • 防草シート
  • フェンス

簡単に、工事内容を説明しますね。「埋め立て」は、名前にあるように、地盤を固くするために行ないます。沼地であったり、地盤のゆるい場所だったりする場合は、必要な作業です。

「コンクリート基礎」とは.コンクリートを敷き詰めることにより、地盤を補強します。雑草が出ないようにする効果もあります。これで、後の手入れが楽になりますね。

ここで、造成工事をするにあたって、価格が大きく異なる理由を知っておきましょう。それは、「重機」を使うかどうかで、値段がかなり変わるということです。業者によっても値段が異なることでしょう。この点、覚えておきたいですね。それでは、次の工事も見てみましょう。

「型枠作業」は、コンクリートを流し込む際に行ないます。「砂利敷き」は、地盤に敷き詰めて、基礎が沈まないようにプレスをします。これは、強度を上げるためにします。「防草シート」は、雑草の生育を防ぐ効果があります。このシートは種類がいろいろあり、値段も様々です。この特別シートにより、防草による発電パネルへの影響を、最小限にします。

「フェンスの設置」は、盗難を防ぐために、必要な工事かもしれません。太陽光発電を遠隔地で行っている場合や人気の少ない場所で行う場合は、高価な機材を盗まれる可能性があります。そのような場所では、フェンスが必須と言えます。

見積もり!太陽光発電には不可欠!


どんな工事をしてもらうにしても、必ず「見積もり」を出してもらいましょう。

  • どこで発電をするか
  • 土地の広さはどのくらいか
  • どんな造成作業が必要か

これらを業者が、独自に見積もってくれます。発電所の「規模」が大きければ大きいほど、造成工事費用がかさむことは、言うまでもありませんね。発電所の「設置場所」によって、どのような整地作業が必要か、変わってきます。予定地は街中でしょうか?山の中でしょうか?平地ですか?斜面でしょうか?設置場所で値段が異なります。

各都道府県別に、材料費や作業費用が少し異なります。年ごとにも変化することを予想できます。費用に関して、10年前かそれよりも前の資料を参考にしていたら、金額が異なっていたということもありますので、注意しましょう。

ここまでをまとめてみると、太陽光発電をするにあたって、土地代だけで費用を計算してはならないことがわかります。なぜでしょうか?土地が安い場所の典型として「農地や山林」の場合が多いです。しかし、それら場所で発電を行う場合、造成費が必ず高くついてしまいます。初期費用や出費の方が多くなっては、確実に利益が減ってしまいます。

造成工事の費用例


では、ここから「造成工事費用」の例を見ていきましょう。

造成費用が最もかからない場所は、「平地」です。もともと学校で使われていたり、コンクリートで整地にされたりした場所です。このような場所は、当然ながら地盤が固いです。そうなると、造成工事が全く必要ないかもしれません。しかし、このような場所は大抵、土地代が高額です。

次に費用がかからない場所として、同じく平地ですが少し異なります。先との違いは、少しだけでも整地する必要があるかどうかです。工業団地内にあり、比較的整地された場所(遊休地)であれば、造成費用はいくらかかるでしょうか?

  • 比較的整地された平地→1平方メートルあたり500〜1,000円以内

工業団地などで使われていた場所は、整地されていることでしょう。しかし、これまで利用されていなかったということで、雑草が生えていることが多いです。発電所使用のため、今後も防草が必要な場所です。比較的に設置された場所であるゆえに、「砂利敷き」をして、防草するだけで十分かもしれません。

次の場所は、「草地」です。平地であっても、すでにたくさんの雑草が生えています。ここも、確実に整地するため、作業が必要です。まず雑草をすべて取り除き、ローラをかける可能性があります。終わった後に、砂利を敷く作業も必要でしょう。この場合は、いくらかかるのでしょうか?

  • 平地で草地→1平方メートルあたり2,000円ほど

雑草以上に厄介なのが、「地盤がとてもゆるい」場所です。太陽光発電所を設置するには、地盤を固めなければなりせん。そうなると、1平方メートルあたり2,000円では足りません。

  • 平地で雑草あり・地盤がゆるい→1平方メートルあたり5,000円ほど

次に見るのは、土地代の安い「丘陵地や山林」です。規模によって異なりますが、造成費用はどのくらいかかるでしょうか?

  • 丘陵地・山林→1平方あたり1〜3万円

このように考えると、丘陵地や山林での発電には、造成費用が「1,000万円以上」もしくはそれ以上かかる可能性があります。高額になるので、無視できませんね。

例)田んぼとして使われた場所での造成工事


一つの例を見てみましょう。元々は「田んぼ」として使われていた場所です。約800平方メートルの土地です。ここに、造成工事をしたところ、いくらかかったのでしょうか?

  • 埋め立て作業(地盤の強度アップ)
  • コンクリート基礎
  • 重機の使用
  • 防草シートの利用
  • フェンス取り付け

これらで、「350万円」ほどかかります。先に見た「平地で雑草あり。地盤がゆるい」状況と同じですね。400万円以内の造成工事であれば、大きなマイナスとはならないかもしれません。参考にできる金額と言えます。

見積もりは複数の業者に出してもらって!


造成。StockSnap
造成費用として考えるべき点は、以下の条件で大きく異なります。

  • どのような工法を使うか
  • 重機は使うか
  • 設置場所はどこか
  • 何人で作業をするか
  • 工事日数はどのくらいか

これらを考えると、「業者ごとに値段が大きく異なる」ということを予想できます。「500~1,000万円」も、見積もりが異なる場合もあります。ですから、見積もりを1社や2社に出してもらうだけで、満足しないようにしましょう。

多くの業者に見積もりを出してもらい、比較検討するのが1番賢い方法です。5〜10社ほど見積もりを出してもらえば、値段だけでなく、自分が今始めようとしている太陽光発電のために、どのような造成工事が必要なのか、ある程度理解できます。

「見積もりを出して、複数社の結果を比較検討する」というのは、面倒な作業に感じるかもしれません。しかし、これを「やる・やらない」かで、太陽光発電を成功「できるか・できないか」に大きく影響します。必ず行うようにしましょう。後で「やっていてよかった」と感じること間違いありません!

まとめ

いかがでしたか?太陽光発電所を設置するにあたり、整地するための「造成工事」について、学べました。実際、どのような工事が必要となるのか、理解できました。この記事に書いてあることを、「土地選び」の段階から参考にしてくださいね。

土地が決まってから、必ず「複数社に見積もりを出してもらう」ということを忘れてはなりません。思わぬ出費を防ぎ、野立ての産業用太陽光発電の良いスタートを切りましょう!

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