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電柱の影がパネルにかかっていても対処できる!

電柱。Pixabay柱やその他の物が、太陽光発電を妨げてしまうかもと、心配している人はたくさんいます。あなたもそのお一人でしょうか?誰でも、影により発電量が低下することを望んでいませんね。

住宅地の発電だけでなく、遠隔地など周りに建物がほとんどない場所でも、電柱などが影を作ってしまう場合があります。実際、電柱の影は、発電量に影響を与えるのでしょうか?無視することができますか?対処方法があるでしょうか?これらを見てみましょう。

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電柱の影の影響はあるの?


結論から言うと、電柱の影は発電量に影響を与えます!しかし、その影響力は状況により、異なります。与える影響が、多くも少なくもなります。例えば、どんなことが関係するでしょうか?

  • パネルの配置
  • 回路の組み方
  • 影のかかり方
  • パネルの種類

    • これらすべてが関係します。ですから、場所や方角、影の大きさなど、様々なことが関係して、発電量に影響を与えます。ですから、ある人にとっては、影を無視することもできれば、早く対処しなければ、害を被る人もいます。例えば、「パネルの配置」に関しては、どのように言えますか?

      電柱一本の場合を例に、考えてみましょう。パネルにどれくらい影を作っているでしょうか?それによって、変わってきます。

      【例1】パネル1枚だけに電柱の先ほどの影がある


      この場合はどうでしょうか?影がかかっていない通常の発電量に比べ、「約5パーセント」減少する結果が出ています。とはいえ、大規模にパネルをたくさん置いている場合であれば、減少率は少なくなります。規模にかかわらず、この場合であれば、影が与える発電量の低下を、ある程度対処することができます。無視することのできるレベルと言えます。

      【例2】一つの回路すべてのパネルに影がある


      この部分から、考慮すべき点です。まず始めに、太陽光発電について理解しておく必要があります。太陽光発電は、いくつかの回路を構成するパネルで行います。2つか3つの回路が置かれていることでしょう。

      もし、電柱が「1つの回路を構成するパネルすべて」にかかり、影を作っている場合は、どれほどの影響を与えるでしょうか?こちらもサイズにより、通常より「約30パーセント」減少する可能性があります。

      パネルの個数が多いとしても、通常より「約20パーセント」発電量が低下するかもしれません。これを年間、そして10年〜20年と考えていくと、無視できませんね。

      【例3】幾つかの回路をまたいでパネルに影がある


      もう一つ理解しておくべき点があります。先ほど考えた1つの回路構成するパネルすべてではなくて、「いくつかの回路をまたいで影を作っている」場合はどうでしょうか?発電量をどれほど減少させますか?発電量を「半分以下」にまで落としてしまう可能性があります。

      これを考えると、電柱の太さや本数、長さ、いくつの回路に影がかかっているのかを確認する必要があります。

      どんな場合であれ、影が与える影響力を極力減らしたいですね。どのように発電量の減少を避けることができますか?対処法を見てみましょう。

      電柱の影!対処法4選


      ①回路の組み換え


      電柱。unsplashまず「どこの部分に影がかかっているか」を確認しなければなりません。もしかしたら、16時ごろに影がたくさんかかっているかもしれません。その場合、とりわけ影がどこのパネルにかかっているか見てみましょう。

      影が当たる部分が、「1つの回路だけ」になるよう、組替えることができるでしょうか?パネルを「直列」に組み替えて、そこの部分だけに影がかかるようにします。いくつかの回路をまたいで影を作っていると大幅に発電量を下げてしまいます。

      大幅な組み換えが必要かもしれません。まだ発電所を設置していないのであれば、事前に影がかかる位置を確認しながら、最も影響が少ないセッティングにしましょう。

      ②シュミレーションする


      最近は様々な会社が、太陽光発電をしようとしている場所と、影が与える影響や予想発電量を出してくれます。見積もりやシュミレーションをしてくれる会社がたくさんあるのは、うれしいですね。しかし、このシュミレーション結果が、会社によって異なるかもしれません。ですから、幾つかの会社のシュミレーションをすることをおすすめします。

      影とそれが与える影響に関して、多めに見込んで計算するのが賢いことでしょう。発電量を予想より少なめに考えておけば、何かトラブルや考慮していなかったことが起きても、びっくりすることはないでしょう。

      ③パネルをソーラーフロンティアにする


      ソーラーフロンティアのパネルは、結晶シリコン系パネルに比べて、影が与える影響を少なくすることができます。「CIS ・CIGS」などの化合物系パネルは、影に強いことで有名です。このパネルを選ぶだけでも、発電量の減少を防ぐことができます。

      ④発電所の高さを上げる


      影による発電量の低下を防ぐために、「パネル自体を地上から高く上げる」という方法があります。地面に近ければ近いほど、電柱などが作る影の影響を受けやすくなります。60センチから1メートルほど上げるだけで、影の当たる割合を下げることができます。

      パネルを地上から離すだけで、多くの益をもたらします。まず「雑草除去」が楽になります。また「風の通り」が良くなり、パネルの温度上昇を防ぐことができます。

      発電量をキープするためにも、発電所が地上からどれだけ離れているか確認しましょう。可能なら1メートルほど上げるようにしましょう。

      まとめ


      産業用発電をする際に、電柱の影がどれほどの影響を与えるのか、見ることができました。

      結論として、多少であっても、「影は発電量を下げる」ということがわかりました。それでも、発電量の低下を防ぐことが可能であることも理解できました。回路を組み替えたり、影に強い太陽光パネルを購入したり、発電所自体を上げることによって、影の影響を下げることができます。

      影の影響を大きく受けるのは、11月から2月と言われています。それで、とりわけこの時期に、影がパネルにどのようにかけかかってるのか、シュミレーションしながら、計算しましょう。そうすれば、まだ太陽光発電に取り組んでいない人も、またもう始めている人にとっても、対処することができるでしょう。

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