東証一部上場会社の信用を武器に太陽光発電を製造販売するサニックス
↑これは、日経新聞にちょくちょく掲載されていた一面広告のうちの一つです。
一面広告を打つくらいですので、どれだけ規模の大きい会社かは、簡単にご理解いただけるでしょう。
サニックスは、元々シロアリ駆除から始まった訪問販売会社でした。
圧倒的な営業力、組織力を背景に業績を急成長させてきて、とうとう
1999年には東京証券取引所第一部、大阪証券取引所第一部に上場を果たすまでになり、
さまざまな住宅関連を中心とした独自の商品を強みに成長してきました。
そして、ついに2010年には太陽光発電メーカーとしてデビューしたのです。
まだ、メーカーとしては若手で名前も通っておらず、
また訪問販売会社としてシロアリ駆除をメインにしてきたときの名残から、
悪いイメージを持っている方も少なからずいますが、
非常に安価な太陽光パネルの供給と長期保証を武器に、
オリジナルパネルの販売を展開しています。
もともと、訪問販売だったこともあり、非常に強力な営業力と東証一部上場会社という
圧倒的な信用力、資金力、組織力を背景に、シェアを急拡大しています。
平成21年10月から取り扱いを開始して既に15,000件も販売しているところからも、
その販売力のすごさを知ることができると思います。
取り扱い商品も、サニックス製のオリジナルパネル、ヒュンダイ重工業製パネル、
LS産電製パネルと海外格安メーカーも取り扱っており、とにかく安く導入したいという方むけの
販売店ということができるでしょう。
ホームページには価格は掲載されておりませんが、かなり安価に提供していることが予想されます。
圧倒的な低価格を武器にビジネス展開しているのも特徴です。
ただし、安いからよいかというと、少なくとも太陽光発電では、そうとは言えないのが現状です。
もちろん、他の販売店では買えないメーカーも取り扱っているので、
そういう背景から考えると相見積もりを取ることは非常に有効だとは言えますが、
一方で、サニックス一本に絞って見積りとシミュレーションを取得するのは、
危険な可能性もあります。
※※年度内導入を検討の方へ※※
2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。
サニックス一社からの見積もりとシミュレーションだけで導入を決めるのは早計です
なぜなら、国内優良メーカーとの性能・価格の比較ができないからです。確かに中国製太陽光発電は、単結晶モジュールだったとしても非常に安価であるため、
初期費用を安くするために導入する方は多いですし、中には日本メーカー製のパネルだって、結局中国で作っているわけだし、
中国メーカーが製造した商品であっても日本に法人をおいていたら同じさ、という方もいらっしゃいます。
ただ、メイドインジャパンなのか、メイドインチャイナなのか、日本メーカーなのか、中国メーカーなのかという点については、
確かにイメージとか偏見とか、個人的な考え方の要素は強いと思います。
しかし、一方で太陽光発電はただ安ければよいという商品ではありません。
ある程度まとまった額の初期費用を工面して投資し、売電収益なりの中から利益を得ていくことであり、
また、産業用であれば20年住宅用であっても10年以上という長い期間にわたって、「運用され続ける」ことが大切であり、
その間にどれだけ発電したのかと、どれだけコストがかかったかというトータルの利益を考える必要があるものです。
つまり、費用対効果が大切になるということです。
→太陽光発電で最も費用対効果が高くなる導入方法参照ください。
そういうふうに考えると、サニックス一社からの見積もりだけで導入するかしないか、
あるいはどのメーカーのどの製品を購入するのかということを決めるべきではありません。
なぜなら、他にまったく異なるパネルを検証することができないからです。
そういう背景から考えて、もしサニックスに見積もりとシミュレーションを依頼されたい場合は、
必ず他のいろいろなメーカーの製品を取り扱っている販売業者複数口からも併せて見積もりとシミュレーションを取得されることをおススメします。
なぜなら、太陽光発電の発電量は、各地方やその場所の特定の条件によって大きくことなるため、
しっかりと現地を確認した人でないと正確な発電量を推測することができないからです。
→太陽光発電と天候をはじめとした諸条件が与える影響参照ください。
通常の販売店とサニックスとの相見積もりをすることでその効果検証は、
精度をあげることができることでしょう。
コラム【私が知っているサニックス】
実は、私が大手金融会社にサラリーマンとして在籍していたころ、取引先としてサニックスさんは健在でした。
ここだけの話、当時いた金融会社はトラブルが多いことからシロアリ駆除のローンについては取り扱いをやめていましたが、
サニックスだけは大手業者ということで、特別にシロアリ駆除のローンを取り扱っていました。
実際には、当時すでにシロアリ駆除ビジネスは衰退期に入っていたはずですが、それでも毎日与信が届き、
その営業力の強さに、当時の同僚と感服していたものです。
もはや遠い日の思い出ですが、ちょくちょく日経新聞も広告を一面で出しているあたり、
これまで激しい訪問販売で培われた営業によって、市場がどれだけ苦しくても、
生き延びてきたのだなぁと思った次第です。
ただし、元々訪販会社であり、営業力があるからといって、悪徳業者であるとか強引な営業をするとか、
そういった類のことを言うつもりは毛頭ありません。
なぜなら、顧客目線の強い営業と、強引な自分勝手な営業とではまったく異なるものだからです。
ここだけの話、当時いた金融会社はトラブルが多いことからシロアリ駆除のローンについては取り扱いをやめていましたが、
サニックスだけは大手業者ということで、特別にシロアリ駆除のローンを取り扱っていました。
実際には、当時すでにシロアリ駆除ビジネスは衰退期に入っていたはずですが、それでも毎日与信が届き、
その営業力の強さに、当時の同僚と感服していたものです。
もはや遠い日の思い出ですが、ちょくちょく日経新聞も広告を一面で出しているあたり、
これまで激しい訪問販売で培われた営業によって、市場がどれだけ苦しくても、
生き延びてきたのだなぁと思った次第です。
ただし、元々訪販会社であり、営業力があるからといって、悪徳業者であるとか強引な営業をするとか、
そういった類のことを言うつもりは毛頭ありません。
なぜなら、顧客目線の強い営業と、強引な自分勝手な営業とではまったく異なるものだからです。
太陽光の設備認定と電力売電権利をお売り下さい。