発電システムはメンテナンス必須!
太陽光発電は、メンテナンスしなければなりません。それでも、ほぼメンテナンスフリーと言われています。「ほぼ」ですので、全く整備しなくてよいわけではありません。定期的なメンテナンスが必要です。
ところで、どのようなメンテナンスをする必要があるのでしょうか?どのような工程を経て、メンテナンスをするなら、安心することができるのでしょうか?
野立ての太陽光発電の場合、大抵、発電所は遠隔地にあります。それで、「気になったので発電所に行って、見てくる」ということは、容易にできないでしょう。今年も、また来年もそれだけでなく、何十年も安定して発電してほしいので、機材のメンテナンスは、不可欠です。
メーカーや業者ごとに、多少のメンテナンスの種類が異なるとはいえ、大抵はどのようなことをするのでしょうか?見てみましょう。
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①定期的な巡回と点検
問題がなくても、発電所の状況を把握することは大切ですね。そのためには、何が必要ですか?
- 巡回
- 点検
この2つは、発電機材の外側も内側も、確認することを意味します。これをするのとしないのとで、安心感が違いますね。どんなものでも、大抵3ヶ月に一回は、点検することが良いと言われています。それで、発電システムの状況改善や安定のために、「年に4回」の巡回や点検をすることが多いです。
例えば、どのような確認をメンテナンス業者はしてくれるのでしょうか?まず「目視」に関して、見てみましょう。
「汚れや破損」に関しては、目視で確認できますね。発電所の周りをフェンスで囲っている場合、破損したり、盗難の被害に遭ったりする場合があります。また、ゴミなど不法投棄されている可能性もありますね。実際に現場へ行って、確認しなければわかりません。
「雑草」の状況も、確認できます。雑草がかなりの伸びている場合、除去しなければなりません。直射日光を浴びる場所ですので、雑草が育つのは仕方がありません。
この巡回と点検は、確認するだけですので、その際に作業は行われません。次の機会に修理・交換をしてくれます。業者によっては、状況を知らせるため、カメラによる写真という形で情報をくれます。文字だけでなく、実際の写真を見ると、状況の把握が容易になりますね。
目視だけでは、難しいこともあります。「計測器」による発電状況を理解するなら、細かいことがわかります。これは、専門の人にないと分析するのが難しいでしょう。引き続き安定して発電するために、また安全に運用していくために不可欠なことです。
「巡回・点検」でチェックする項目として、以下のものがあります。
- ソーラーパネル
- パワコン
- 集電箱
- 架台
- ケーブル
パネルの外側に関しては、「目視」により、汚れや破損の具合がわかります。接続部分に使われているボルトやネジの締まり具合も、確認できますね。ケーブルも、丈夫に作られているとはいえ、脱線していたり、もしくは変色したりしているかもしれません。
「計測機器」により、電圧や出力を確認することができます。「IVカーブ」と呼ばれるものが、グラフ上で発電状況を教えてくれます。太陽電池が実際にどのように作動しているのか、発電能力はどのくらいかを把握することができます。
細かな点検により、異常をすぐに発見できます。このように、定期的な巡回と点検があれば、不具合を容易に把握することが可能になります。とりわけ、これを素人ではなく、プロが行ってくれるので、安心できますね。目視そして専門機器によるチェックより、発電状況を理解できるわけです。
②問題への迅速な対応
では巡回と点検が行われた後、次は何をしますか?問題がなければ良いですが、すぐに対処しないといけない「不具合」が見つかるかもしれません。それに対して、業者はどのような対応をしてくれるのでしょうか?
大抵の場合、問題の軽減や排除の為に、迅速に対処してくれます。緊急の場合であれば、確実に1週間以内で対応してくれます。不具合の状況にもよりますが、部品の交換もあるでしょう。モジュールやパワコンの交換が、必要かもしれません。
自然災害による問題に関しては、どうでしょうか?落雷などによって、システムが停止してしまうこともあります。その場合、手動で復旧が必要となります。このような緊急な時にも対応してくれるので、安心ですね。
機材故障の規模により、費用が異なります。また業者による対応も異なるので、相談しながら問題を解消しましょう。
③防草と除去
地面から生えてくる「雑草」は、なかなか手強い敵です。「コンクリート舗装」を地盤に施していても、それを突き破るほどの強力な雑草も存在します。防草方法として、コンクリート舗装の他に、「防草シート」を敷く場合もあります。
初年度、又は設置後の数年は、ほとんど問題がないかもしれません。しかし、時が経つほど、対処が必要になってきます。草刈りが必要でしょうか?防草シートを買い替えないといけないでしょうか?
もしくは、その他の対処が求められるでしょうか?私たちの希望と、発電所の状態によって、対処の仕方が異なります。この点も、メンテナンス業者と相談すべきことです。安心できる業者と対処法を考慮することにより、引き続き安定して発電を行っていくことができますね。
定期的な防草メンテナンスを行うことにより、雑草がもたらす害虫や不法投棄を防ぐことができます。地盤の状況や設置初期に行う防草方法により、結果が異なります。意外と費用のかかる分野ですので、慎重に判断したいところです。
④機材の洗浄
業者によっては、太陽光パネルやその他の部分をきれいにするサービスを提供するところもあります。しかし、洗浄サービスが「付加料金」が必要となるかもしれません。「洗浄」といっても、どんな方法でも良いというわけではありません。
適切な方法で、行わなければなりません。ブラシや高圧洗浄のような方法で洗浄するなら、傷がついたり、故障したりする原因となります。これをプロにお願いすることにより、発電能力を初期と同じほど保つことができます。
地域により、洗浄サービスをしていないところもありますので、注意しましょう。
まとめ
太陽光発電を行っていくうえで、安心感を与える「4つのメンテナンス」について、見ることができました。基本的な4つのメンテナンスは、何でしたか?覚えていますか?
- 発電所の巡回・点検
- 問題への対処
- 防草
- 洗浄
これらでしたね。あなたがお願いしようと思っている業者を慎重に選びましょう。
- どんなメンテナンスをしてくれるのか
- 費用はどのくらいかかるのか
これらを確認しながら、お願いしましょう。どの業者にメンテナンスをお願いするかで、あなたの太陽光発電に大きな影響を及ぼしますので、注意すべきです。
必ず守りたいことがあります。それは「メンテナンスはプロにお願いする」ということです。「自分でできる」と思っていても、実際には直すどころか、故障や問題を引き起こす場合があります。わたしたちが安心するためには、メンテナンスを業者にお願いするのが、一番ですね。
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