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メンテナンスに対する本人と業者の態度

メンテンナス,義務化,pexels初に、発電を妨げる「雑草」を取り除いたり、防いだりする方法について見てみましょう。

今は違うかもしれませんが、太陽光発電に対する「以前のあなたの見方」はどんなものでしたか?

  • メンテナンスが楽
  • メンテナンスを全くしなくて良い
  • 設置するだけで何十年も利益をもたらすこと

このように思っていたかもしれません。この見方は、全く間違っているというわけではありませんが、修正が必要です。あなたは、太陽光発電業者のこんな宣伝を聞いたことがあるかもしれません。

  • 太陽個発電→メンテナンスフリー


発電所を設置したら、初年度はもちろん、「何十年も手をつけなくても発電してくれる」という誤った宣伝です。これは、間違っていますね!野外に設置する太陽光発電。当然、汚れます。機械は、劣化していきます。

それで、発電量は、システムのメンテナンスを何もしなければ、当然落ちて行きます。家にせよ車にせよ、定期的にメンテナンスをしますね。それにより、良い状態をキープできます。当たり前のことですが、メンテナンスをするにあたって、お金がかかります。

費用がかかるとはいえ、メンテナンスをすればするほど、太陽光発電所に対する愛着が湧きます。それだけでなく、安定して発電し続けます。このように事実があるにもかかわらず、驚くべきことがあります!それは、何ですか?

事業者の多くが、メンテナンスをしないのです!広大な土地に発電所を設置しますが、まったく点検補修をしないのです。太陽光発電がますます注目されるにつれ、設備の数が急増しているのに、このような状況です。多くの人の太陽光発電所に対する態度は、「注意すべきこと・必ず改善すべきこと」です。なぜでしょうか?


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2016年度(平成28年度)買取価格の適用を受けての太陽光発電導入は、すでに受付を終了しました。今後検討される方については、2017年度以降の固定価格買取制度が適用となります。どう検討していけばよいか、下記ページをご覧頂けるとスムースですので、ご参照ください。




発電所のメンテナンスは必須!


「メンテナンスが必要」ということは、誰もが認識しています。しかし忘れてしまったり、甘く見ていたりしたゆえに、保守点検をしないということがあります。しかし「法律」により、メンテナンスは、必須条件です。守らなければ、法律違反となります。

2017年4月1日より「FIT法」が改正されました。以前にも、太陽光発電に対する法律はありましたが、より今に適用された法が制定されたのです。これには、既に稼働している太陽光発電所にも適応されるものがあります。この法律により、必要な手続きや対策をしなければいけません。

大陽光発電のメンテナンスが「義務化」されたことにより、どんなことをしなければなりませんか?

義務化によりどんなことが変わったか?


この法律は、新たに太陽光発電所を設置する人にだけ適用されるものではありません。すでに発電所を設けている人にも、大きく関係します。その発電所に対する「事業計画認定」の再申請をしなければなりません。

申請するまでの間、発電所に対して「みなし認定」とされます。

  • みなし認定→売電してもよいがすぐに対策をとらなければならない状態

みなし認定の適用時点から「半年以内」に事業計画認定を再申請しなければなりません。

メンテナンスの義務化というわけですから、定期的に発電所の状態をチェックしなければなりません。チェックした上で「どんな修繕が必要か」理解し、それに基づいて対処しなければなりません。

例えば「発電システム」は、どんな点をチェックするのでしょうか?設置当初は、全く問題がなかったでしょう。しかし時間が経過するごとに、変化が生じます。

  • 太陽光パネルが動いている or ずれている
  • 部品が取れて床に落ちている
  • ボルトやナットが緩んでいて今にも壊れそう

このように、細かくチェックする必要があります。発電量の減少だけでなく、人に危害を与えてしまう危険性があることを調整する作業なので、プロのメンテナンス業者がします。

機材だけではありません。「機材の周辺」も点検します。例えば、雑草に関してはどうでしょうか?

防草と雑草の除去も!


何もしなければ、当然雑草が生えてきます。生えてくると太陽光パネルに触れるようになり、発電量を低下させるかもしれません。太陽光パネルは、通常地面からある程度の高さに設置してあります。それにより空気の行き来がスムーズになり、温度の上昇を抑えることができます。

しかし、雑草が太陽光パネルに近づけば近づくほど、過熱する状況を作ってしまいます。雑草が直接太陽光発電システムに与える影響だけではありません。雑草がもたらす「他のマイナス分野」も知っておくべきでしょう。

雑草が放置されているならば、どうなりますか?「動物たち」がその雑草の下に生息し続けるかもしれません。雑草により、影を作り出し、動物たちが生活できる状況を準備してしまうことになります。

虫や動物がそこに生息するようになると、機材を壊す可能性があります。動物が住み着くようになると、糞害というものをもたらします。雑草とそれがもたらす害悪は、定期的な点検保守により防げます。

フェンスの設置!発電所の周辺に!


義務化の1つに「フェンス」の設置もあります。太陽光発電システムのまわりにフェンスを設けることにより、どんな益がありますか?主に2つあります。

  • 発電所内は立入禁止であることを示せる
  • 盗難防止の効果を発揮する

まず「立入禁止」をはっきりと示すことができます。太陽光発電システムに近づくことにより、危険な状況を作り出す可能性があります。子どもたちが勝手に侵入すると事故につながりかねません。

また「盗難をなくす」というメリットもあります。遠隔地に、もしくは人里離れた場所で太陽光発電をしていると、盗難の被害に遭う確率は上がります。高額の機材が設置されているので、それを盗む人がいるかもしれません。しかし、フェンスがあることにより、それを防ぐことができます。

20kw以上の発電所は「標識の提示」もしなければなりません。してもしなくても良いというわけではありません。標識の提示は、義務です!

フェンスの設置は義務とはいえ、どんな物でも良いというわけではありません。安くてすぐに壊れるフェンスでは、認定をパスできるかもしれませんが、結局は太陽光発電を「安定・安心」して運用することができません。

思った以上に費用がかかるかもしれませんが、強度のあるフェンスを設置するのが賢い決定です。

このようにメンテナンスが義務化になると、事業者の中にはマイナス点しか思い浮かばないかもしれません。しかし結果はどうでしょうか?義務化によってどんな益があるでしょうか?逆に破った場合、どんなことになるでしょうか?

メンテナンスの義務化のメリットと、法律を破ることによる影響を見てみましょう!

改正FIT法のメリット!破ることによるデメリット!


ありがとう!メンテナンスの義務化!メリット


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まず初めに言えることは、「メリットがたくさんある」ということです。「長期運用」を誰もが願っています。野立ての産業用太陽光発電は、短期事業ではありませんね。メンテナンスを定期的にするなら、10年という期間だけでなく、20〜30年もの長い期間、発電し続けます。

安定した運用と売電により、あなたの収入はかなりの量になるでしょう。そのためにはメンテナンスが必要で、当然ながらお金がかかります。しかし定期的なメンテナンスは、結局のところ「経費の削減」につながります。

どうしてでしょうか?メンテナンスをしないなら、早く機材が壊れてしまいます。すぐに対処しておけば少ない費用で済んだメンテナンスも、機材の交換という最悪の事態になりかねません。

機材ごとに寿命はありますが、定期的なメンテナンスにより、長く同じ部品を使っていくことができます。初期費用がかなりかかるかもしれませんが、結局のところ、定期的メンテナンスは、事業者の益なのです。

絶対ダメ!メンテナンスの不履行


では太陽光発電所のメンテナンスを破るなら、どんなデメリットがあるでしょうか? 3つあります。
  • 認定の失効
  • 発電量の低下と売電ロス
  • 事故と故障

1つは「認定の失効」です。発電し、売電をしても良いという認定をもらっていたにもかかわらず、その資格を失います。必要なメンテナンスと対策をしなかったゆえに、売電してはいけないという状況になるのです。こんな風になりたいとは思いませんね。

2つ目に「発電量の低下と売電の機会を見逃す」というデメリットと見てみましょう。定期的な点検と保守をしておけば、すぐに対処できたものの、対応の遅れにより発電量が低下し続け、あなたの収入は大幅に減ります。

逆に定期的にメンテナンスをしていれば、システムの損傷や状態をすぐに理解でき、問題が軽度の時に対処できます。もしメンテナンスをしないなら、予想をはるかに超えた減収となります。

同じような点ですが、3つ目は「事故と故障」です。メンテナンスをしておけば起きなかったような事故が発生します。自然災害が、その引き金となります。最近、台風や竜巻が日本で多く起きていますね。

きちんとボルトが閉められ、金具が付いていれば起きなかったような事故も、メンテナンス不足により発生する可能性があります。風に飛ばされたパネルが飛散するといった事故や、火災も起きかねません。

単なる事故だけではありません。機材が「第三者に危害を与える」可能性もしっかりと考慮すべきです。他の人に怪我をさせる、もしくは死亡事故になることを、誰も望んでいません。それでメンテナンスは、人の命を守るためにも必要な分野であることがわかります。

まとめ


太陽光発電のメンテナンス義務化について見ることができました。義務化というと「縛られるイメージ」があるかもしれません。しかし結局はあなたにとって「メリット」がいっぱいです。太陽光発電のメンテナンス義務化は、どうして用意されたのでしょうか?

目的は「発電インフラ」のためです。国自体が事業者が持っている太陽光発電所が長期稼働してほしいと願い、義務化が決定されました。これにより「発電不良や故障を未然に防ぐ」ことができます。


それだけではありません!「売電率を高い状態でキープ」することができます。太陽光発電は、原発に代わる重要なものとして見ています。それで、事業者すべてがこの義務化に喜んで服すべきです。結局は、あなたの益となります。

このメンテナンスを、個人ではなく「プロの業者」にお願いすることにより、思わぬ問題や事故から守られます。あなたが常に安心を感じながら、太陽光発電をして行けるわけです。

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